ファフロツキーズ現象というのをご存知でしょうか。
空からの落とし物という意味のFAlls FROm The SKIESから文字った造語で、雨や雪などの自然現象と違って普通では絶対にありえないものが落ちてくる現象を言います。
今日はそんなお話。
世界中で起こったファフロツキーズ現象
おたまじゃくし
日本で起こった現象です。オタマジャクシ騒動として広く知れ渡りました。
2009年の6月に日本各地でオタマジャクシが降ってきました。
実は、鳥が吐いたという結論がでていますが、各地で同じ時期にことが起きているというのがミステリー要素を強めますね。
魚
魚類は世界各地で目撃されています。
1828年にアメリカでは何百匹もの魚が、1833年にインドでは腐りかけの魚、1918年にはイギリスでミイラ化したウナギが降ってきたそうです。
日本でも、2012年に数百匹ものドジョウが旭川市の住宅敷地内に散らばっているのが見つかり世間を騒がせました。これに関しては見つけただけなので誰かのいたずらという可能性もありますが・・・。
こちらも鳥の仕業と考えるのが有力ですが、ミイラ化したウナギが空から降ってきたら恐怖ですね。
カエル
1686年にイギリスで、1901年にはアメリカで雨と一緒にカエルが降ってきたと記録されています。
振ってきたカエルは生きていて民家などに侵入したそうなのでとても家の中が臭くなりそうですね。カエルが嫌いな人は失神してもおかしくありません。
こ、これもカエル好きな鳥さんの仕業かな?
お金
1995年、アメリカで76万円相当の紙幣が振ってきたそうです。2015年にクウェートでは1億円相当の紙幣が降り注ぎました。クウェートの事件に関しては高速道路で起きたらしく、紙幣を拾おうと車を止めて飛び出す人が大勢いてパニックになったのだとか。
どちらも持ち主も分からず謎のままです。
あ、お金なら大歓迎です。すごくほしいです。
これもお金が大好きな鳥さんが落としたのかな?え?鳥ぃ?
血肉の雨
1968にブラジルで1kmにわたる広範囲に血や肉片が数分間降り注いだそうです。き、きっとこれも血肉の好きな鳥さんがぎゃあああああ!!
ファフロツキーズ現象の原因とは
はっきりしていないファフロツキーズ現象ですが、いくつかの原因が考えられます。
鳥説
鳥が飛んでいる時に口にくわえていたものを落としてしまう説ですね。このうっかり屋さん!
落ちてくるものは魚類が多いことからこの仮説が立てられました。
ただ一定の範囲内に大量の魚を落とすことは考えにくいのであくまでも仮説の域をでません。
数百匹の魚を狭い範囲に落とすなんて鳥が大量に群れで飛んでいて全員が一斉に落とすレベルですよね。
飛行機説
飛行機からの落下物です。これはどうなのでしょうか。飛行機からものが落ちてくるなんてあってはならないことですよ!?
しかし車輪に付いた氷や古くなった部品は古くから落ちてくることもあるそうです。でもこれらは飛行機の外側についてたやつですもんね。カエルや魚、風にすぐ吹き飛ばされる紙幣などが飛行機内の荷物だとして、仮にそれがなんらかのアクシデントで落ちたとしても、長時間同じ場所で落とすことなんて不可能です。
また、ファフロツキーズ現象の近くで飛行機が目撃されたことはないとのことです。
竜巻説
竜巻に巻き上げられて落とすという説です。
魚ならありえますね。昔から事例もあります。しかし、土や木などその他巻き上げられたものが落ちてこず、魚なら、その一種類しか落ちてこないことの不思議と、数時間にもわたって同じ地点にのみ降り注ぐことだったりと竜巻だけでは説明ができないことが多すぎます。
確かに竜巻だったら降り注ぐ範囲が分散されてもよさそうですよね。
悪戯説
何ものかが故意にこの現象を起こしています。
一番可能性が高いのがこの悪戯説。
過去にはそういう事例もあったそうですが、多くは犯人の目撃例はなく、目的もわからないので所詮仮説に過ぎません。
悪戯としたらほんとに何のためになんでしょうね。嫌がらせ?カエルは間違いなく嫌がらせに適していますけど。
お金が振ってくるファフロツキーズ現象もあるわけですしね・・・お金の場合は神の悪戯と言うしかありませんね!(うまいこと言ったつもり)
その他の仮説にはワームホール説や宇宙からの飛来説などがありますが、ありえない現象にありえない仮説を立ててどうするんだと思いますよ僕は。
僕の周りで落ちてきたものたち
僕の身近でもね、実は空(?)からいろんなものが落ちてきましたよ。
毛虫
鳥のフン
10円
木屑
事件発生現場です。
ここから漏れ出しました。
この屋上が一番ひどかったんですよ。
上の写真はほとんど綺麗にした後ですが木屑が山盛りでした。布団にして寝れる状態です。
くそ!写真がこれしか撮れなかったのがくやしい!そんな場合じゃなかったし!みんないたし!
終わりに
世の中不思議なこともたくさんありますね。
こちらは僕がよく落ちる記事です。