国産旅客機「MRJ」 パリの航空ショーでの受注困難か
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今月、フランスのパリで開かれる航空ショーで、国産旅客機「MRJ」が初めて展示されるのを前に、三菱航空機の水谷久和社長がインタビューに応じ、ショーでの新規の受注は難しいという見通しを示しました。
今月19日から、フランスのパリで世界最大規模の航空ショーが開かれ、世界の航空機メーカーが受注獲得に向けて航空会社などと商談を繰り広げます。今回は、MRJの機体が初めて展示され、これを前に13日、三菱航空機の水谷社長がインタビューに応じました。
この中で水谷社長は「世界でいちばん大きな航空関係のイベントに参加し、開発が前進していると理解いただくのがいちばん重要だ」と述べ、MRJの開発の現状を世界の航空会社に説明したいという考えを示しました。ただ、新規受注の可能性については「簡単では無い」と述べ、5回にわたって納入を延期する中で新規の受注は難しいという見通しを示しました。
この中で水谷社長は「世界でいちばん大きな航空関係のイベントに参加し、開発が前進していると理解いただくのがいちばん重要だ」と述べ、MRJの開発の現状を世界の航空会社に説明したいという考えを示しました。ただ、新規受注の可能性については「簡単では無い」と述べ、5回にわたって納入を延期する中で新規の受注は難しいという見通しを示しました。