女優の忽那汐里が、映画『デッドプール』続編に出演することが明らかになった。
デッドプールは、マーベル史上最も無責任で自己中なアンチヒーロー。過激な暴力と下品なジョークをたっぷり盛り込んだ前作は、R指定(日本ではR15+)として史上最高の世界興行収入7億8,311万2,979ドル(約861億4,242万7,690円)を上げる大ヒットを記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
続編ではライアン・レイノルズがデッドプール役を続投するほか、新たなミュータントとして、『ボーダーライン』のジョシュ・ブローリンがケーブル役、大人気ドラマ「アトランタ(原題) / Atlanta」のザジ・ビーツがドミノ役で登場。Deadlineによると、忽那が務めるのは、詳細は不明ながら「物語の鍵となる役」だという。『ジョン・ウィック』の共同監督デヴィッド・リーチがメガホンを取り、2018年6月1日の全米公開を予定している。
忽那は14歳までオーストラリアで育ったバイリンガルで、オスカー俳優のジャレッド・レトーが主演する映画『ジ・アウトサイダー(原題) / The Outsider』でもヒロインを務めているほか(公開日未定)、先日には出演作『オー・ルーシー!』(平柳敦子監督)が第70回カンヌ国際映画祭批評家週間で上映されている。大ヒット作の続編への出演で、世界での存在感を一層増すことになりそうだ。(編集部・市川遥)