富士色素、新たな空気極を採用したアルミニウム空気二次電池を開発 11
ストーリー by hylom
実用化なるか 部門より
実用化なるか 部門より
冨士色素が空気極として窒化チタンもしくは炭化チタンを使用したアルミニウム空気二次電池を開発したという。これにより、従来発電の過程で生成され反応を阻害していた水酸化アルミニウムや酸化アルミニウムなどを抑制でき、実用化に向けて前進したという(ITmedia)。
アルミニウム空気二次電池はアルミニウムを電極として使用した二次電池。現在一般的に使われているリチウムイオン電池やニッケル水素電池と比較すると、電極として安価なアルミニウムを使用する、非常に安定、理論的にはリチウム空気電池に次ぐ容量があるといった特徴があるという。
富士色素は2013年に世界初というアルミニウム空気二次電池の開発に成功していた(当時の発表PDF)。
発電でできる酸化物は何? (スコア:2)
従来発電の過程で生成され反応を阻害していた水酸化アルミニウムや酸化アルミニウムなどを抑制でき
(略)
富士色素は2013年に世界初というアルミニウム空気二次電池の開発に成功していた(当時の発表PDF)。
水酸化アルミニウムや酸化アルミニウムが生成されないのか、反応を阻害しないところにできるのか、PDF を読んでもよくわかりませんでした。酸化アルミニウムから充電によってアルミニウムを還元できるならすごいことのような気がするけど。
Re:発電でできる酸化物は何? (スコア:1)
技術の話とは全く関係ないが、そのPDFのプレスリリースを読むと、文章の拙さに「ああ、本当に小さい会社なんだなぁ」とわかる。
これで一山当てて大化けするか?w
電池関連は「研究室でできた!」というは話は山ほど聞いても、実際に死の谷を乗り越えて世に出てくることはめったにないが、
頑張ってほしいものだ。
# 会社の研究開発のページ [fuji-pigment.co.jp]にある、「真っな未来を自在に…」とはどう読むんだろう。
トヨタの一次電池とどちらが実用的だろう (スコア:1)
「リチウムを超える「アルミニウム」、トヨタの工夫とは」 [itmedia.co.jp]は一次電池で、現行EV/PHVの充電時間問題を「メカニカルチャージ」と称する電池交換で解消することを目論んでいるようです。
これはこれでアリかな、と思いましたが、個人向けには向かなそうです。電池の供給回収どうするの。富士色素の「安価で高容量「アルミニウム空気電池」、世界初の成果で充放電を可能に」 [itmedia.co.jp]はこの先どうなるんでしょうね。まずはサイクル寿命の確保かな。だいたいここで死の谷に墜ちるみたいですが。渡れたら、すごいな。
Jubilee
Re: (スコア:0)
電池交換式自動車は、電池が充電容量の何%消費した時に交換するかの判断が、難しい。
Re: (スコア:0)
まあそうだけど、2本積んどいて切り替えるようにすればいいじゃない。
(1本はデッドウェイトだけど電欠の備えと思えば)
昔のノートというかハンドヘルドPCというかにそういうのがあったような。
家庭用プロパンガスもタンク2本で切り替えじゃなかったっけ。
あるいは、
電池の下取り価格を残容量により変えるようにすれば、早め交換でもあんまり損はしない。
中小企業 (スコア:0)
世界に誇れる日本の技術力
ってよく言うけど技術を持ってるのって大体が中小企業だよね
文系と理系に分けるのは好きじゃないけど技術系企業のトップはやっぱり理系がいい
ちなみに東芝は何年も文系出身が社長でした
Re: (スコア:0)
ああ、フジフイルムの関係会社かと思ったけど違うのね
Re: (スコア:0)
「ってよく言うけど」って書いてるけど、
別に大企業じゃなきゃ世界に誇っちゃいけないって理屈はないだろ
Re: (スコア:0)
理系出身だの、文系出身だのはこのレベルになると血液型ぐらいの意味しかないんだけど
みんな血液型分類好きだからなぁ
Re: (スコア:0)
「みんな」ってw
Re: (スコア:0)
理系出身の首相なら、理論的な政治が出来る。
そう思ってた時代が自分にもありました。