日本は満州国をでっち上げたあと、満州と中国の境界付近の通州に「冀東防共自治政府」という傀儡政権を作った。そこで中国に対する密貿易を公然と行い、アヘンを輸出してボロもうけをしていた。しかし1937年7月に盧溝橋事件が起こったあと、中国人意識に目覚めた保安隊の一部が決起し、在留日本人を襲い、約200名の日本人居留民(ただし厳密には、このうち約半数は朝鮮人)を虐殺した。
この事件は日本にとっては飼い犬に手を噛まれたも同然であり、しばらくは新聞発表を伏せたほどであった。この後、「冀東防共自治政府」の殷汝耕主席は日本に陳謝し被害者に賠償して、この事件は決着する。
そして、ネトウヨがふれまわっている「通州の惨劇」は、日本人の「証言」が元になっていますが、その「証言」をした人たちが現場を見ていた可能性は低そうです。
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20110810
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20110815/1313417094
あなたは、こんな日本側の「恥」になる事件を事細かく学校教育で教えたいのですよね。
いい、反省材料になります。