重要な書類から多種にわたる取扱説明書に保証書、セミナー参加の時に頂いたノウハウ資料など、書類には様々な種類があり、いざ捨てようにもなかなか捨てられずに溜めてしまいがちです。
しかし2つの基準を整理すると、簡単かつかなりスッキリと断捨離することができます。
目次
2つの基準とは
まずは2つの基準についてご紹介します。
その後、書類別に2つの基準を当てはめてみて、どのような書類は断捨離すべきかを解説いたします。
紙で保存する必要がある?
最近では書類の電子化が簡単にできるようになったため、紙で持つ必要がない書類は電子化して断捨離すべきです
いつでもデータから手に入るということは、いつでも今の状態に戻せるということ。ならば、今必要ないモノは積極的に断捨離して、空間を有効に使った方が断然お得です。
今も価値・役割を持っている?
また、今持っている書類がまだ価値や役割を持っている書類ならば、無理に断捨離する必要はありません。
逆に言えば、目を通して内容を把握した瞬間に役目を果たすような書類については、その場ですぐに断捨離する習慣を作れば、溜まることなくキレイな状態を保つことができるようになります。
書類別にあてはめてみると…
では、2つの基準を書類のカテゴリ毎に見ていくと、何を断捨離すべきで何は残しておくべきなのでしょうか?
積極的に断捨離するべき書類
〇家電などの取扱説明書
取扱説明書は、何かあった時のために残しておきがちですが、よっぽど機能が複雑なモノ以外は基本的に何度も読み返す機会はありません。
また最近だと、家電の取り扱い説明書を電子版でまとめているアプリもあるみたいなので、我が家の取扱説明書は一通り断捨離していましました。(参考:トリセツ)
家電以外の説明書でも、Web上で見れることも多いので、「(商品名) 取扱説明書」と調べてみると説明書が見ることができるかもしれません。
ポイントは次の2つです。
- 家電の説明書は、アプリで管理して紙版は断捨離
- それ意外の説明書は、Web上にあるか確認して断捨離
〇セミナー資料系
「いつか使うかもしれない」と思って残してしまいがちなのが、セミナー資料やノウハウが書かれている書類です。確かにその書類には読めば気づくことも多いですし、復習にもなります。しかし、そういった機会はほとんど訪れません。
『モノを捨てる基準(初級)「いつか必要になるだろう」は二度と訪れない』という記事でもご紹介しましたが、1年以上手にもしていない書類は基本的に断捨離すべき書類なのです。
それでも残しておきたいと思われたら、ぜひ写真を撮って画像データとして保存されることをおすすめします。
こちらもポイントは2つです。
- 1年以上使っていない資料は断捨離
- どうしても残しておきたい資料は電子化して紙版は断捨離
〇レシートなどの明細系
レシートや給与明細、通信料にクレジットの利用明細などは、その通知を受け取り中身を確認した時点で役割を終えています。
中身を確認したら、家計簿アプリなどに書き込み、紙の明細は断捨離してしまいましょう。
〇チラシや広告など
チラシや広告も、レシートと同様です。本当にあなたがワクワクして欲しいと感じたモノならば、チラシのような紙面がなくとも記憶に残っているものです。
基本的にチラシや広告は、ポストから取り出して確認を終えたら断捨離してOKです。
無理に断捨離する必要のない書類
〇保険などの重要書類
保険などの重要書類に関しては、断捨離を待った方がいいでしょう。
原本のみが有効な場面もあるでしょうし、必要になった時に持っていることが価値になります。
電子化しても問題ない書類は断捨離しても構わないでしょうが、細かくチェックをするというよりかは、まとめて一式「重要書類フォルダー」を作成して保存されることをおススメします。
〇保証書
保険書も同様です。万が一モノが壊れてしまった時に重宝する書類なので、捨ててしまった後に万が一が起きてしまっては取り返しがつきません。
保証書を使う機会は滅多にないので、保証書をまとめて一括で保存すると良いでしょう。
〇思い出のノートやプリント
思い出の品は、なかなか積極的に断捨離しづらいモノでしょう。
断捨離をする時のヒントはこちらの記事(『モノを捨てる基準(上級)「使っていない思い出のモノ」との向き合い方』)にお任せをするとして、思い出としての価値を持っていてそれが大事な思い出なのだとしたら、無理に断捨離をする必要はありません。
むしろ、断捨離するのをためらってしまうくらいなら、思いっきり使い倒してしまいましょう。
まとめ
書類を断捨離するときは、2つの基準で判断すると簡単に整理ができることを学習しました。
- 紙で保存する必要はある?
- 今も価値・役割を持っている?
また、実際に書類を断捨離するときを考えて、下の表を作成してみたので、よければ参考にしていただけると嬉しいです。
ぜひこれらの基準を意識して、書類の断捨離を進めてみてくださいね。
今日のチャレンジ
机の上の書類を断捨離する
最後に
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