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 米首都ワシントンとメリーランド州の民主党系の司法長官2人が12日、トランプ米大統領を相手取り、米憲法の「報酬条項」に違反しているとして連邦地裁に提訴した。トランプ氏が自身のビジネスから利益を得ており、「利益相反だ」と主張している。

 米憲法は腐敗防止のため、報酬条項を設け、公職にある者が外国政府や州当局から報酬や贈与を受け取ることを禁じている。

 トランプ氏は就任に際し、自身の不動産事業などの経営を親族に任せることを公表。しかし、両司法長官はトランプ氏がこれまでのビジネスと関係を断っていないと指摘し、大統領に事業の所有権放棄を命じるよう地裁に求めた。

 メリーランド州のフロッシュ長…

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