カンタン料理「おとう飯」でイクメン増やせ

カンタン料理「おとう飯」でイクメン増やせ
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政府は育児や家事に積極的に関わる男性「イクメン」を増やそうと、手間をかけずに作れる料理を「おとう飯(はん)」と名付けて、男性が料理の知識や技能を身につけるためのキャンペーンを始めることになりました。
6歳未満の子どもがいる男性が1日当たり家事や育児に関わる時間は、日本では平成23年の時点で67分なのに対し、スウェーデンが201分、ドイツは180分、アメリカは173分で、欧米各国と比べて大幅に少ないのが現状です。

政府は女性が活躍できる社会や一億総活躍社会、さらには働き方改革を実現するうえでも育児を積極的に行う男性「イクメン」を増やす必要があるとして、男性が家事や育児に関わる時間を平成32年までに150分に引き上げる目標を掲げています。この一環として政府は多少見た目が悪くても手間をかけずに作れるおいしい料理を「おとう飯」と名付け、男性が料理に関する知識や技能を身につけるための「『おとう飯』始めよう」キャンペーンを開始することになりました。

政府はお笑いタレントを「おとう飯大使」に起用し、インターネットなどを使った情報発信に努めるとともに、来月1日に岡山県で開かれる食育推進全国大会などのイベントの場を活用して、普及啓発活動に取り組むことにしています。