臼井昭仁
2017年6月13日03時00分
豊田市が民間業者に委託して走らせている公営バスの昨年度の利用者数が、約262万人と過去最高になったことが分かった。一方で、運転手の人件費が高騰するなど運行経費が膨れ上がったため、市が負担した「赤字額」は、7億4400万円と前年度より2割も増えた。
豊田市には、主に市中心部と、2005年に合併した旧6町村など各地区を結ぶ基幹バス(とよたおいでんバス)と、地区内を回る地域バスがある。基幹バスは07年に7路線で運行を始め、現在、12路線に拡充している。
市交通政策課によると、昨年度の利用者数は、基幹バスが前年度より6・5%多い234万4600人で、08年度の1・9倍に増えた。特に市中心部を走る「土橋・豊田東環状線」と「保見・豊田線」が好調という。地域バスについては前年度より7%減って27万6900人となった。
基幹バスと地域バスを合わせた…
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