異国の文化と考え方を知る本を見つけた
中東の地域の風習やイスラム教徒の生活を取材したドキュメンタリー作品
紹介したい本を棚から見つけたので、今読んでいる小説と一緒に読み返してみますね。
何か皆さんに紹介できる本はないか探していて思わず埃を払って手にとってしまいました。
本棚の隅に埋もれていた本は写真家で海外ジャーナリストの長倉洋海さんの『アフガニスタン敗れざる魂』というノンフィクション作品です。
海外のドキュメンタリーを取り扱った本は、私は実はあまり読みません。
その中でも「これは」と思ったのが『アフガニスタン敗れざる魂』でした。
内容はアフガニスタンのかつての政権タリバンと対立していた組織を取材したドキュメンタリーです。
アフガニスタン、タリバンと物騒な名前が出てきましたが主人公的な役割で登場する人物はアマハッド・シャー・マスードさんというタリバンと対立した組織のリーダーです。
この方は、もう亡くなっています。
マスードさんは、対立するタリバンに協力していたアルカイダによって暗殺されてしまいました。
暗殺された年は9.11テロの少し前になり、長倉洋海さんによるとタリバンやアルカイダの暴走を食い止めていた人物でもあったそうです。