マツダ「ロードスター」のファンミーティング「軽井沢ミーティング2017」の参加者。25回目となる今年は、参加台数の増加により、愛車での参加は事前抽選制に。それでも全国から1062台のロードスターが集結した
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 マツダ「ロードスター」のファンミーティング「軽井沢ミーティング2017」が長野県軽井沢町にある軽井沢プリンスホテル&プリンススキー場駐車場で、2017年5月28日に開催された。

 例年、このイベントではサプライズで公表されるロードスターにまつわるニュースに注目が集まるが、今年は新車同様にレストア(修復・復元)された初代ロードスターこと「ユーノス・ロードスター」の展示とともに、ロードスターのレストアサービスを事業化すると発表された。初代ロードスターの部品供給体制などを再構築し、マツダ自身が手掛ける新たなサービス事業にするというのだ。

ずらりと並ぶ参加者たちの「ロードスター」(上)。伝統のペダルカーレース。子どもがロードスターを好きになるきっかけとなっているのか、2000年開催時に優勝した児童が今年、ロードスターのオーナーとなってイベントに参加したという
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ボランティアが主催・運営するイベント

自動車用品メーカーも参加
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 年に一度、全国各地からロードスターユーザーとファンが集結する世界最大規模の同イベントは、ロードスターのユーザーがボランティアで主催・運営しているもの。参加するユーザーだけでなく、ボランティアたちも参加費を支払っているという。

 毎年、マツダのロードスター開発担当チームを招いて行うトークショーが目玉の一つで、ファンと開発者たちの貴重なコミュニケーションの場にもなっている。そしてもう一つの目玉が今回発表されたレストア事業のような、ロードスター関連のサプライズ・ニュースだ。

 では今年発表されたレストアサービスの事業化で、マツダは何をしようとしているのか。

毎年、マツダのロードスター開発担当チームをゲストとして招いて行う、ロードスターにまつわるトークショー。今年も大いに盛り上がっていた
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