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門川京都市長「御大典を京都で」
更新:06/12 20:03
天皇陛下の退位を認める特例法が成立したのを受け、京都市の門川大作市長は次の天皇の「即位」に関する儀式について、京都での実施を国に要望する考えを明らかにしました。
「(即位の)御大典を京都でということは、かねてから多くの方々の願いでありました」(門川大作京都市長)
9日に天皇陛下の退位を認める特例法が成立したのを受け、今後、皇太子さまの即位に向けた準備が進む見通しで、宮内庁は即位の礼や大嘗祭などの儀式について、今上天皇と同じく東京の皇居で行う方針を示しています。しかし門川市長は…
「大正も昭和も京都において御大典(即位の礼と大嘗祭)が行われれております」(門川大作京都市長)
昭和天皇まで即位の儀式は京都で行われていたとして、今後、有識者会議などを開き、国への正式な提言をまとめていく方針を示しました。京都市では4年前から皇族の一部が京都で居住することや、宮中儀礼の一部を京都で行うことを求める「双京構想」を打ち出していますが、具体的な儀礼名にまで市長が言及するのは異例です。