フランスの紅茶と言えば、
"マリアージュ・フレール"が有名ですが、
その本店となっているのが
パリの中心地にあるマレ店。
マリアージュ・フレール本店。パリのオシャレエリア、マレ地区にあります 日本から仕事でパリにやってきた
カメラマンのIッシー氏が、
編集長にお土産を頼まれ
やってきたのはそのマレ本店。
こちらの編集長、
大の紅茶好きで、
カメラマンや編集部員がパリに
行くたびにマリアージュ・フレールの
茶葉をリクエストします。
そして、その編集長が
いつもマリアージュ・フレールを
頼むときに言うのが
「店の缶から
リーフ500gを100gずつ、
5つのパックに分けてもらって」
というもの。
その説明を店員に
"私がフランス語でやらねば!"
と使命感を持ちながら
本店に向かったわけです。
奥さんの付き添いで
店には行ったことあったのですが、
前は外で待っていたので
中に入るのは今回が初めて。
中に入ると、
※お店に許可を得て撮影させていただきました
ウッド調のインテリアは
古き良き時代のテイストで
センスのいい高級感が漂います。
さらに奥に入ると、
おー! 感がずらりと並んでいて、これまたいい雰囲気です! 店員たちもかなり上品で
対応がとても丁寧です。
何とも気持ちのいい空間!(^^)
ずらりと並ぶ紅茶の缶。何と500種類以上から選べます -----------------------------------------------
マリアージュ・フレールの創業家
マリアージュ家の歴史は
1600年代から。
そしてマリアージュ兄弟がパリに
茶類輸入業の会社を作ったのが
1854年。
※マリアージュ・フレールのHPより
創業家からだと
400年以上の歴史があります。
その間、
フランス栄光の時代の王ルイ14世も、
ここのお茶を飲んだと言われています。
すごい歴史です。
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余談ですが、
マリアージュ・フレールの
"マリアージュ"とは
創業家であるマリアージュ家から
来ているわけです。
わたしはずっと
"結婚"のフランス語"マリアージュ"から
来ているのかと思ってました。
なので、昔、先輩の結婚祝いに
マリアージュ・フレールの紅茶を
都内のアトレで買って
持って行ったことがありました。
※日本では15店舗で展開しているようです
全然関係なかった。。。
マリアージュ・フレール、
名前でだいぶイメージ得してるな。。
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話は戻って、
編集長へのお土産です。
編集長のリクエストは、
"マルコポーロ"という茶葉。
どうやら一番人気の
茶葉のようです。
そして、この茶葉を
"500g、100gずつ小分けにして"
とお願いしようとしたところ、
何と何と!
店内に日本人のスタッフが
いるではないですか!
こちらのスタッフ(女性)、
応対が丁寧で素晴らしい!!
Iッシーも安心して
注文していました(^^)。
※私は必要なかった!…>_<…
編集長の注文通り、
マルコポーロの缶から
100gの袋に入れてもらいます。
お会計するIッシー氏。キャッシャーの部屋も、レトロでいい雰囲気です(^^) --------------------------------------
ところでこちらのマレ本店ですが、
道を挟んだ向かいに
もう1店舗、マリアージュ・フレールの
別店舗があります。
本店のすぐ目の前にあります
こちらはフランス産の茶葉を
売っているお店なのですが、
すでに袋に入った状態で
売られているので、
パパパッと買えるメリットがあります。
本店よりは狭いですが、すでに袋に入っているのですぐ買えます
そして何と!こちらにいた店員さん、
フランス人ですが
日本語がペラペラ!!
色々紅茶について
教えてくれます。
ペラペラの日本語で、紅茶について教えてくれますマリアージュ・フレールは
茶葉の種類が凄いので
スタッフに聞くのが一番。
日本語で教えてくれるのは
本当に助かります。
「何でそんなに日本語
話せるんですか?」
と聞くと、
「昔大阪に住んでいましたので」
とのこと。
なるほど、
日本帰りな訳ですね(^^)。
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とりあえず
編集長へのお土産を買い、
ミッションは終了。
次の日、
自分もマリアージュ・フレールを
買いたくなり、
(家に奥さんが買ったのがあるけど)
近所のお店にゴー!
(クレ通りにあるエッフェル塔店)
とりあえず、
編集長がいつも買ってる
"マルコポーロ"を私も購入。
紙パックで買えば、100gで8ユーロ(約980円)です せっかくなので
もう一種類買ってみようと思い、
どれにしようか悩んでると
シュッとした店員さんが

「何かお探しですか?」
と言うので、

「日本で売ってない茶葉はありますか?」
と聞くと、

「日本でどの茶葉を扱ってるか分からないので。。でも、パリっぽいテイストで言えば、これとこれとこれですが、いかがですか?」
といろいろ提案してくれて、
実際に茶葉を嗅がせてくれます。
その中で、
特に気に入ったのが
「ミラボー」という茶葉。
缶入りは缶代があるので
少し高いのですが、
クラシカルなデザインが気に入ってしまい
こちらは缶入りをチョイス。
100gで15ユーロでした。
(缶代込み)(約1800円)
紙パックの倍近くの値段。。
正直、これは高くて
家で飲むためのものではないですね。
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では、早速飲んでみます。
まず"マルコポーロ"。
袋を開けると、
おおおおー!
ちょーいい匂い

これは、ずっと嗅いでいたい匂いです。
甘いフルーツと花の香りが
ふわっと立ち込めます。
もう、このまま食べたいぐらい
いい香り。
これはすごい

。
人気があるわけです。
マルコポーロの茶葉。マルコポーロはフレーバーティーです フレーバーティーなので、
茶葉に香料や花びら、
ドライフルーツなどが
混ざっています。
しかしその混ざっている材料は
企業秘密ということ。
まー、一番人気の
商品ですから当然かもしれません。
どんな味でしょう。
カップに注いで、
んー、芳醇な香り通りの味です。
ほのかに甘く、
ほのかにフルーティー。
これは完全に好みの味!!
※そのまま飲むと、香りがよく分かりませんが、砂糖を少し入れると香りが引き立ち、さらに美味しくいただけました!
これは人気があるわけです。
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続いて"ミラボー"。
せっかく缶で買ったので
開けるところから(^^)。
上蓋を開けると、
結構高いわけです。
開けると、
"ミラボー"もフレーバーティーで、
こちらの材料は、箱の底に書いてありました
茶葉に、ハイビスカス、ベニバナ、マリゴールド、バラ、キンセンカの香料、それにフルーツが少々入ってます
"マルコポーロ"より強烈です。
ハイビスカスとバラがでしょうか、
簡単に言うと、
少し花の匂いが強い気がします。
匂い的には
好みがハッキリ分かれそうです。
カップに注ぐと、
んー、ちょっと酸味があります。
これは、やはり好みがハッキリ分かれますね。
個人的には、
まーまーです。。
せっかく缶で買ったのに。。

と、やはり人気の
"マルコポーロ"は抜群に美味しかった、
という話です。
"マルコポーロ"、
あの味のチョコはあるようですが、
チョコよりクッキーとかあったら
絶対売れると思うのですが。。
(もう商品化されてたらすいません)