HOME> ニュース> ラズパイオーディオのDACはどれがいい?
2017年6月12日/デジファイ付録開発チーム
シングルボードコンピューター「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、以下ラズパイ)」と、デジファイ付録オーディオ基板とのコラボレーションを初めてお披露目した、昨年12月開催のイベント「ハイレゾパーク」 その会場で、ラズパイを使ったオーディオ再生(ラズパイオーディオ)について熱く語っていた若者をご記憶の方も多いのではないでしょうか。
彼は何を隠そう、「ラズパイオーディオの会」会長の松本壮史(まつもとたけし)さん。松本さんは、その後もデジファイの付録イベント「ハイレゾパーク」や5月に開催された「音展」で、その可能性と音のよさをアピールしていた。彼が今探求しているのは、ラズパイのデジタルオーディオ信号を受けてアナログ信号に変換するD/Aコンバーターのコストパフォーマンスだ。
ラズパイで使えるD/Aコンバーターには、現在広く使われていて、デジファイ No.15+16の付録に代表されるようなUSB接続タイプと、オーディオ機器の内部信号として使われるI2S接続タイプがあり、それぞれにメリット、デメリットがある。
6月2日に神田神保町の大型書店「書泉グランデ」で開催した「ハイレゾパーク」を終えた6月7日、彼が注目している両タイプのD/Aコンバーターがデジファイ編集部に集まったので、これをよい機会として、一気に音の聴き比べをしてもらった。今回揃えたラズパイとDACは以下のとおり。
• ラトックシステム RAL-NWT01(USBでDACへ)
• ラトックシステム RAL-KCM3MB1(USBでDACへ)
• ブライトーン Terraberry2(RCAでアンプへ)
• IQAudiO PI-DAC+(N2 Factory アルミケース入り、RCAでアンプへ)
• Takazine SabreBerry32(RCAでアンプへ)
• 座布団制作ラズパイ(I2SでDACへ)
音に関する印象は「ラズパイオーディオの会」のWEBサイトにて報告されているので、リンク先にてチェックして欲しい。
なお「ラズパイオーディオの会」では、今週末の6月17日(土)に沖縄県市町村自治会館で開催される「オープンソースカンファレンス2017Okinawa」にて、展示とデモ、そしてラズパイオーディのセミナーを開催するとのことなので、那覇市近郊にお住いの方にはぜひ足を運んでいただきたい。
(株)ステレオサウンド 付録開発チーム 03(5412)7887
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