6月9日は「69」の日ですね。多分。良く知らんけど。
ということで、「小説家になろう」で「二次創作」と指摘された小説をこちらに再掲載します!
「銀河リビドー69 〜惑星オチンチンパラダイス〜」です。
この前の段階で「それゆけ! おちんちんマン」が警告を受け、修正しました。
修正はOKになったのですが、ワンアウト。
で「アナル華道」でツーアウト。
そして「アナル華道」を修正し「アナル華道改」を書いて「これでどうです? 性描写いっさいなくなって、ウンコだけの話ですよ」としたら、それでもOKはでず――
同じメールで「銀河リビドー69 〜惑星オチンチンパラダイス〜」は不許可な二次創作です。で、スリーアウトォォぉ!
シャブおじさん、おちんちんマン、バイキンマン子が出てくる「おちんちんマン」はパロディ。でも、「らめぇてる」とか出てくるこれは「二次創作」だそうです。
同じキャラ名の存在はいないし、鉄道でもないし――
二次創作とはなにか?
パロディとはなにか?
現在、小説家になろうでお書きの方は、ご注意くださいませ。
「それは、オメェが、『アナル華道改』でヒナプロに「小説テロ」を送ったからだろう」というご指摘は知りません。ウンコの話は「小説家になろう」には他に掲載されていましたしね♥
それがいかに、濃密なウンコの表現であっても、それは規約とは関係ないのです。
まあ、それはそうとして、とりあえず、これはリリカルなSF小説。
私は今でも「パロディ」だと思っています。
銀河リビドー69 〜惑星オチンチンパラダイス〜 電動チンチン伯爵に母親を殺された『欲野逝漏(ほしの いくろう)』。
謎の美女『らめぇ〜てる』に導かれ、銀河リビドー69(シックスナイン)へ。
遥かアンドロメダにあるという機械のオチンチンをくれるという星を目指し。
少年は旅だつ遥かなる大海へ――
全宇宙に伸びる無限の鉄道網。次元閉鎖チューブ無限軌道を銀河リビドー69は走る。
輝く星たちが歌う無限の大宇宙。
どぴゅ、ぴゅぴゅぴゅ――!!
大宇宙の闇の中、迸る性欲の猛りが鳴り響くのであった。
「母(かあ)さぁーーん」
「逝漏、逝漏どうしたの?」
「ボクは…… らめぇ〜てる」
逝漏は目を覚ました。周囲を見た。ここは、銀河リビドー69の客室の中。
窓の外には漆黒の大宇宙。星の海を渡る無限軌道――
「夢をみていたようね、逝漏」
優しげな声。
金色の長い髪。影が出来るほどの濃く長いまつ毛。憂いの色をみせる神秘的な瞳。
らめぇ〜てる――
少年、欲野逝漏を旅へと導いた謎の美女。
「そうか…… 夢か…… 電動チンコ伯爵―― ボクも機械のチンコをもらって、永遠の童貞じゃなくなるんだ」
「そうね……」
どこか翳りのある瞳が逝漏から視線を外した。
「でも、なんでこの銀河リビドーの男用のイスはこんな形をしているの? らめぇ〜てる」
「そうね、それは、地球の輝ける黄金時代の追憶―― かなしい、思い出の詰まった椅子。スケベイスそう呼ばれていたわ」
らめぇ〜てるは、窓を見つめる、美しい瞳に星の銀河の輝きが映える。
「スケベイス――」
逝漏は自分の座った椅子を見た。
丸い椅子。真ん中が溝のようなっている。
金色のラメ色のイスであった。
「そうね、昔の地球の―― 思い出。もう人類は思い出の中でしか生きられない。だから、この69には、人の追憶の中にしかない物を再現しているの」
どっぴゅぴゅぴゅぴゅーーーー!!
激しい音が、大宇宙に響いた。
69(シックスナイン)の動力無限リビドーエンジンの迸るエネルギーの奔流だった。
「あ、らめぇ〜てる、星が、星に近づいていく」
「そうね。惑星オチンチンパラダイス―― ここは、機械のおちんちんに頼ることなく、おちんちんを進化させた星」
「え! すごいじゃないか。らめぇ〜てる。そんな星があるなんて!」
「そうね、逝漏」
らめぇ〜てるの瞳が頷いていた。
「人類はおちんちんの機械のおちんちんが無くても、立派にやっていけるんだ! どんな星なんだろう? 楽しみだね、らめぇ〜てる」
「そうね、逝漏。そろそろ、オチンチンパラダイスに着くわ」
そして、69(シックスナイン)は惑星オチンチンパラダイスの引力圏、周回軌道から弧を描き、星に降り立つのであった。
◇◇◇◇◇◇
「なんだろうあれ?」
69(シックスナイン)はこの惑星の夜の場所に到着した。
そのため、乗っているときには気が付かなかったのだ。
広がる台地には、ただ無数の長い棒が刺さっているのだった。
夜が明け、逝漏は眼前に広がる光景に驚嘆していたのだ。
無数の長い棒――
それは天空を貫くかのように蒼空高く果てしなく続いているようだった。
いったいなんなのだろうか?
一陣の風が吹く。
ふわりと、らめぇ〜てるの長い長い髪が舞う。惑星オチンチンパラダイスの風の中に。
「そうね、逝漏。近くにいってみればいいわ。自分の目で確かめなさい」
「そうだね、らめぇ〜てる」
逝漏は駆けていく。そして、一本の棒の前に立った。
太さは直径5センチくらいだろうか。恐る恐るそれを触ってみた。
不思議な感触だった。鋼鉄の芯に、柔らかいゴムを撒いたような感触――
風の中、その果てしなく長い棒は静かに、そして緩やかに揺れていた。
風と日に晒され、表面は変色したかのようなどす黒い色だ。
「なんだろう? らめぇ〜てる。触った感触は、記憶にあるような、無いような…… う〜ん」
「そうね、逝漏、それは人の追憶の中に存在するものかもしれないわ」
「そうなんだ。らめぇ〜てる」
逝漏はその長い棒を見つめ、そして天空を見あげた。
突き抜けるような蒼空に果てしなく伸びていた。
まるで、天に挑むかのように。
「でも、オチンチンパラダイスの人たちはどこにいるんだろう? やっぱり街かな」
「そうね、逝漏。このオチンチンパラダイスに街はないわ」
「え! らめぇ〜てる、街がないだって? じゃあ、この星の人たちはどこに……」
「そうね、逝漏。この星の人たち。機械ではなく、生身のおちんちんで生きていく人たちを見せましょう」
「うん! ボクは尊敬しちゃうよ。機械のおちんちんに頼らないなんて!」
少年・欲野逝漏は、屈託のない笑みを見せる。
その顔から、らめぇ〜てるは、すっと視線を外す。憂いと神秘が混ざり合ったような瞳。それは遠くに向けていた。
「そうね、逝漏。ついていらっしゃい」
「うん、らめぇ〜てる」
ふたりは惑星オチンチンパラダイスの赤茶けた大地を進む。
ズボッ!!
「わぁ! なんだ!」
逝漏は声あげ、次の瞬間に、精士の銃『コスモドッピュン』を抜いていた。
地面が割れ、そこから何かが出現していたのだ。
「そうね、逝漏。これが、この惑星オチンチンパラダイスの住民―― 星の大海を目指す男たち」
「え? この人が?」
逝漏銃をしまった。
「あれ? もしかして、69(シックスナイン)に乗ってきた旅人かい?」
「そうだけど…… キミは、この星の」
「そうだよ。ボクはオチンチンパラダイス人だよ」
その少年は言った。
そう、少年と言っていい年齢だ。おそらくは、逝漏と同じくらいの年齢であろう。
「やっと、地上にでることができた。さあ、ボクは星の海を目指すぞ!」
少年はおちんちんを大地に突き立て、体を地面に平行にして、1メートルくらいの高さに存在していた。
股間から伸びたおちんちんが大地に突き立っている。
おちんちん一本でその身体を支えていたのだった。
「いったいなんなの? 地面から出てきて、おちんちんで体を支えて――」
「あははは、ボクたちオチンチンパラダイス人は、13年間地面の中で成長するんだ」
「え! 13年も、地面の中に……」
「そうね、逝漏」
「そして、地上にでたら、おちんちんを伸ばして、空を目指すんだ。遥か彼方の宇宙に向けて――」
そう言って、オチンチンパラダイス人の少年は、空を見あげた。
夢―― 希望――
そのように言うべきものが、その瞳には溢れていた。
「宇宙に! おちんちんで宇宙に!」
「そうね、逝漏。この星の人たりは、一生おちんちんを伸ばし続け、遥かなる空―― 宇宙を目指すの」
「そんな…… 食事とか? どうなっているの?」
「あははは、おちんちんが聖なる大地から栄養を吸収するんだ。全然食べる必要はないんだ」
屈託のない笑い声とともに、少年は言った。
「おちんちんで、宇宙に…… そんなことできるの? らめぇ〜てる」
「そうね、逝漏。それはこの星の人たちの夢。旅人である私たちが尋ねることではないわ」
「そうか…… そうだよね」
逝漏は周囲をみやった。周囲に突き立った無数の棒を
(この星の人たちのおちんちんだったんだ――)
逝漏の胸の内にその思いが浮かぶ。
星を目指し、己のおちんちんを伸ばし続ける人たち。
遥かなる星の世界。無限の大宇宙におちんちんで挑む人たち。
逝漏はグッと拳を固めた。
「そうね、逝漏。行きましょう。もう、分かったでしょう」
「うん、らめぇ〜てる」
すっと後ろ姿を見せたらめぇ〜てるの後を追う逝漏。
逝漏は振り返った。
「がんばれよ――」
ただ、その言葉が、逝漏の口から漏れていた。
万感の思いを乗せた言葉だった。
「うん、ボクもオチンチンを伸ばして、いつかアンドロメダに行くよ!」
少年は笑顔の中で、そう言った。
◇◇◇◇◇◇
どゆぴゅピュピューー―ッ!!
銀河リビドー69の猛り狂う無限リビドーエネルギーの叫びが響いた。
遠くなって行く、惑星オチンチンパラダイス。
「あ、らめぇ〜てる…… あれは……」
「そうね、逝漏。惑星オチンチンパラダイスの人たちは大気圏を突破すると、その命を終わらせてしまう。呼吸ができないから――」
逝漏は見つめていた。
天空に伸びたおちんちん。
成層圏を突破したところで、息絶えている男たちの骸――
「でもいつか…… いつか、成層圏を突破して宇宙にでる人がでるかもしれない。そうだよね、らめぇ〜てる!」
「そうね、逝漏。いつか―― 人は夢を追い求め、夢に生きる。伸びたおちんちんが夢の残滓だとしても」
らめぇ〜てるは伸びきったオチンチンの先にぶら下がっている死体を見つめ、つぶやくように言った。
惑星オチンチンパラダイス――
そこは、生身のおちんちんで、無限の大宇宙に挑む男たちの星。
69(シックスナイン)は行く。
その男たちの夢の残滓を振り返ることなく。
大宇宙の無限軌道を進むのであった。
漆黒の闇、星の輝く大宇宙に、リビドーの叫びがこだましていた。 ===================================
これが「二次創作」という判断をもらった作品です。
一般的に「パロディ」と「二次創作」その違いはなんでしょう。
パロディ
もじり詩,替え歌,戯文,変曲。ある作家,流派または作品の特徴をとらえて,作風や文体などを模倣・誇張して作った作品。風刺や嘲弄のため,あるいは滑稽や諧謔の機知をねらって作られるが,鋭い批評の機能を果すこともある。古くはホメロスの叙事詩をもじった『蛙と鼠の戦争』があり,アリストファネスは『蛙』においてアイスキュロスとエウリピデスのスタイルをパロディー化した。セルバンテスの『ドン・キホーテ』は当時流行の騎士道小説のパロディーとして始められた。イギリス文学では,フィールディングの小説『ジョーゼフ・アンドルーズ』が S.リチャードソンの『パミラ』のパロディーとして有名である。近代の詩文のパロディーの名手には,サッカレー,ルイス・キャロル,スウィンバーン,ビアボームらがいる。「パロディーの王様」と呼ばれたのは C.カルバリーである。
二次小説
既存の商業創作物を元にして書かれた小説のこと。二次創作小説とも言われ、アニメ、コンピューターゲーム、マンガなど様々なものが原典となる。オリジナル創作物のキャラクターや世界観、設定などを借用したパロディー的な小説であり、アマチュアによる創作がほとんどである。日本では1990年代後半には世間的に認知されるようになった。ほぼすべての作品が著作権者の許諾を得ていないが、商業的に利用されない限り、原典となった側が著作権侵害を申し立てることはまずない。2013年現在では無数の二次小説サイトが開設されており、アマチュアによる小説創作の大きな一ジャンルとなっている。
二次創作
既存の作品をもとにして、新たな作品を創作すること。特に、マンガ・アニメなどの登場人物や世界観を流用して独自の作品を創作すること。また、その作品をいう。二次創作物。→二次的著作物
(引用:デジタル大辞泉の解説)
なかなか線引きは難しいようですね。
ちなみに、スリーアウト垢バンは、「再三の注意にも拘わらず」定型文できましたが、「いや、『銀河リビドー69』は1回も警告喰らう前に書いたモノですけど? おちんちんマンがOKなので、いいと思うんですけど」という質問には――
「内部機密」とのことで教えてはくれませんでした。
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