Graph APIを使った一般的なシナリオ

Graph APIは、さまざまな用途で幅広く利用できる、便利なリソースです。リファレンスドキュメントでは、Graph APIの技術的構造、フィールド、利用できる操作について説明されていますが、ここでは、アプリに関する各種の一般的なシナリオのリストがまとめられています。実際のソリューションの構築に必要なリファレンスドキュメントを見つける際の参考にしてください。

さらに情報が必要な場合

一般的なシナリオで説明されていないものがありましたら、ページ下部にあるフィードバックウィジェットからお知らせください。

2人の利用者がFacebookの友達であるかどうかの判断

2人の利用者がFacebookの友達であるかどうかは、友達リスト全体を解析しなくても判断できます。

使用するAPI

新しい近況アップデートの公開

アプリでは、Facebookの利用者やページに代わって、新しい近況アップデートを作成できます。

参照ドキュメント

使用するAPI

写真や動画のアップロードと写真アルバムの作成

アプリでは、Facebook利用者やページに代わって、Graph APIから新しい写真アルバムを公開または作成したり、写真や動画を公開したりできます。

  • 写真は、実際の画像ファイルを送信するか、インターネット上にある既存の画像のURLを使ってアップロードできます。
  • 動画は、分割された一部として、または再開可能なものとしてアップロードできます。詳しくは、「Video Upload with Graph API (Graph APIを使用した動画アップロード)」をご覧ください。

参照ドキュメント

使用するAPI

アプリでは、利用者やページに代わって、その他のウェブサイトにあるコンテンツへのリンクをシェアできます。

参照ドキュメント

使用するAPI

  • linkフィールドを使って、Facebookの利用者に代わってリンクをシェアする場合: /{user-id}/feed
  • linkフィールドを使って、Facebookページに代わってリンクをシェアする場合: /{page-id}/feed

公開時にプライバシーを設定

投稿、写真、ノートなどを代理で投稿できるエンドポイントのほとんどでは、その内容を表示できる人を管理するprivacyパラメータを含めることもできます。

パラメータによって投稿のプライバシー設定が決まります。パラメータが含まれていない場合、デフォルトでは、ログインダイアログでアプリに付与されているプライバシーレベルが適用されます。このフィールドを使って、ログイン時に付与されているプライバシー設定での制限を緩和することはできません。

プライバシーパラメータに渡される内容は、実際にはJSONエンコードされたオブジェクトです。以下のフィールドが含まれています。

名前 説明 タイプ

value

プライバシー設定の値です。

enum{'EVERYONE', 'ALL_FRIENDS', 'FRIENDS_OF_FRIENDS', 'CUSTOM', 'SELF'}

allow

valueCUSTOMの場合、これはその投稿を見ることができるユーザーIDと友達リストIDのコンマ区切りリストになります。ALL_FRIENDSFRIENDS_OF_FRIENDSである場合も考えられます。このような場合は、そのすべてのメンバーが含まれます。

string|csv[string]

deny

valueCUSTOMの場合、これはその投稿を見ることができないユーザーIDと友達リストIDのコンマ区切りリストになります。

string|csv[string]

ページの投稿スケジュールの設定

ページの投稿では、指定した時間に公開されるようにスケジュールを設定できます。ページ投稿を公開する際には、scheduled_publish_timeパラメータを含める必要があります。また、公開されてから10分~6か月の間のUNIXタイムスタンプで指定する必要があります。このスケジュール時間を変更するには、新しいscheduled_publish_timeを使って投稿を更新します。

参照ドキュメント

使用するAPI

  • scheduled_publish_timeフィールドとpublishedフィールドをfalseに設定して、ページ投稿を公開する場合: /{page-id}/feed

コンテンツの日付変更

Graph APIを使って、ページ投稿の日付を変更することもできます。既存の投稿を新しい日付で更新したり、公開時点で作成したりできます。利用者の代理で公開されたOpen Graph actionの日付も変更できます。

参照ドキュメント

使用するAPI

  • backdated_timeフィールドを使ってページ投稿を公開する場合: /{page-id}/feed

コンテンツを公開せずに作成

コンテンツが作成されたことを示すニュースフィードやプロフィール記事を公開せずに、そのコンテンツをグラフに追加することができます。これは、特定の時間に公開されるようにスケジュール設定されるページ投稿や、写真のコメントに写真を利用する際などに便利です。

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イベントへの回答

アプリでは、利用者に代わってイベントへの出欠に回答できます。

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アプリのテスト

アプリでテストユーザーを作成して、API呼び出しに利用できます。

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