「スモールビジネス的バンド活動」というのが提案できれば良いなぁと思っている。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2017年6月8日
月に利益が3万円ぐらい出て儲からないけどメンバーの生活も脅かさない、みたいな。
そこを最終目標にしても良いし、ステップアップの足掛かりにしても良い。
マイクロビジネスといっても良いかも。
バンド活動をスモールビジネス化するために必要な要素として、
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2017年6月8日
・活動の資産化(ストック)
・持続可能性(サスティナビリティ)
・健全性
があると思う。
それらは互いに支え合っている要素でもある。
これがあれば「やればやるほど楽になる」活動になっていく。
活動の資産化とはコンテンツをストックすること。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2017年6月8日
音源をCDにしたり、音楽ストリーミングやオーディオストックに登録して、いわゆる「ロングテール収益」を伸ばす。
ストックが増えれば増えるほど、新規リリース時の収益が増すイメージ。
ショートヘッドのたびにロングテール部を分厚くする。
持続可能性とはリスクをなるべくとらず、少額の運用資金で回していくこと。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2017年6月8日
失敗しても、成功しても活動が続いていけるように配慮する。
例えば、CDが売れなかったら解散!みたいなお金の掛け方は避ける。
なぜなら資産を活かしきるには持続が必要だから。
健全性とは真っ当な商売をすること。
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2017年6月8日
特に顧客が干上がるような高額商品や多売は避ける。
だから一人に同じCDも何枚も買わせるような施策はしない。
健全性とは顧客の持続可能性と言っても良い。
スモールビジネスにおいては少ない顧客と持続的に関係を作っていくことが大切だから。
”遊びが仕事になる可能性が高いなぁと思っています。なぜなら遊ぶこと自体の時間が増えると、嫌な仕事が減るからです。”
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2017年6月8日
>けんすう氏が語る“遊びが仕事になる”時代の事業の作り方 https://t.co/oQnfqnTACz
うちの顧問税理士さん。東大卒・税理士(公認会計士)兼プロボクサー!動画観るたびに自分も頑張らなきゃとなる。「自分の可能性への挑戦。一度の人生悔いのないように(プロボクサーの両立を)やってもいいかなと決断した」と。かっこよすぎ・・・。https://t.co/NjGAe0nOlM
— さわだいっせい / YADOKARI (@everlybrothers) 2017年6月8日
「スモールビジネスとしてのバンド活動」を定義できれば良いなぁといつも思ってるんですね。
ざっくりイメージするに月商3万円くらいで、メンバーにギャラは出ないものの制作費などはバンドの売り上げから賄える感じです。
その方法論とかノウハウは、
「バンドは趣味だけど家計の負担にしたくない…!」
と言う人にも、
「バンドをプロとしてガッツリ稼ぎたい!」
と言う人にも役立つと思うからです。
捕らぬ狸の皮算用ですが、バンドメンバー4人で「1年に音楽を10曲、ブログ記事を100記事」を目標にしてみます。
1年に10曲っていうのはいけるかな?と思うんですね。
音源は音楽ストリーミングやホームページでの配信、YouTubeでの配信などランニングコストが低いものを中心に、状況に応じてCDにしていきます。
オーディオストックも良いですね。
ブログ100記事と言ってもメンバー4人で割れば一人25記事ですから、月に2~3記事程度でOK。
それを3年継続すると「30曲、300記事」の資産が貯まることになります。
そこまでいけば正直、スモールビジネスとしてのバンド活動は完成している可能性も高いと思うんです。
まぁ、ぼくがバンドマンブロガーだから言うわけじゃないですが300記事もあればそれだけで月に3万円ぐらいの収益が発生してもおかしくありません。
加えて音源の収入も1万円~ぐらいは計算できるかな?
なにより継続的に作品を発表して人気や信頼があれば、あとはクラウドファンディングなどなどのツールを使ってマネタイズすることだって可能です。
このように、
- 資産化
- 持続可能性
- 健全性
を意識すれば、やるばやるほど楽になる音楽活動が可能です。
っというか本来そうでないといけませんよね…。
オーディオストックにて月に15~20万円程度のストック収入を得ている音楽家の「もっぴー」さんの例を見てみると、
登録した曲が一番最初に売れたのが2013年の1月。
月に何個かずつ売れるようになったのが2013年の9月。
どういう曲が求められているのかまったくわからなかったのと
クオリティもアレだったので作っては投げの試行錯誤をしていました。
月間1万円売れた最初の月が2014年の6月。
開始してからここまでで約2年かかりました。
2014年後半あたりからなんとなく見えはじめて、
売れそうな曲を狙って作り始めています。
月間10万円売れた最初の月が2016年3月。
ここまでもやっぱり約2年かかりました。
AudioStockの規模が大きくなったこともありますが
売上が伸び始めたのが2015年頃からで、狙いがうまくいったのかなと思っています。
と、ストック収益とは安定的に収入が得られるものの時間がかかるものです。
ですが、続ければ必ず収益は増大していきます。
ですからやはり「資産化」のメリットを最大限生かすには「持続可能性」をいかに担保するかが大切なんですね。
そして持続していくにはやはり「健全性」がなければいけないのです。
もっぴーさんは職人的にオーディオストックを利用していますが、アーティスト活動ならもう少し複合的に色んなプラットフォームを使って少額の利益をそれぞれから得ていく感じになると思います。
こちらの記事など参考にして下さいね。
人生とは年齢を重ねるごとに忙しくなるものです。
就職、昇進、転勤、結婚、出産、子育て…。
色々なことが重なってきます。
そんな忙しい人生に反比例して楽になっていく音楽活動。
それは多くの人にとって再現性が高い方法論ではないかと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい!
それでは!
ところで俺、まちがってねぇよな?