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美容医療キュレーションサイトのニコリーをフルボッコしている記事を読みました。

 

医師監修を信じては行けない!医療系キュレーションサイトは深く信用しないで

 

私はニコリーで監修している記事がもっとも多いという立場もありますので

そのフルボッコしている記事に対して論理的に説明・解説させて頂きます。

 

批判している記事の内容としては

 

1 アクセスを稼ぎ広告収入を得るビジネスモデルに対する批判

2 間違っているケース1

3 間違っているケース2

4 いい加減な情報はやめてほしい

5 キュレーションサイトというそのものに対する批判

 

という論理構成でしたのでそれに沿った形で説明・解説をさせて頂きます。

 

 

1 アクセスを稼ぎ広告収入を得るビジネスモデルに対する批判

 

まず、アクセスを稼ぎ広告収入を得るビジネスモデルに対する批判が書いてあります。

 

自分のサイトに大量の人の流れを作ります。人の流れが出来たらあとは広告主を探して収益につなげると言う事です。

もしあなたが、10万円の施術を受けるなら2万円がこの会社の儲けと言う事になります。

 

と書かれています。

 

この書き方は悪意のある書き方と言わざるを得ないでしょう。

なぜなら美容医療クリニックは広告宣伝費を多くかけています。

 

テレビCMなどすれば数十秒で数百万円以上吹っ飛ぶことが良い例でしょう。

 

一般的に美容外科クリニックの売り上げの10〜20%くらいは広告費と言われています。

そのため、どの美容外科クリニックを利用しても

10万円の施術を受けるなら2万円

くらいは広告費がかかっています。

 

そのため、キュレーションサイトについてあえてネガティブなイメージを導入の時点で抱かせるということが

この「1.SEOで上位表示させてアクセスを稼ぎ広告収入を得る の章」の目的なんでしょうね。

 

 

 

2 間違っているケース1

 

 

「ボトックス注射の後に抗生剤を服用しても問題ない」

 

ということに対して

 

ボトックスの添付文書(説明書)には、併用注意である抗生物質がいくつも書いてあります。

病気の情報ではなく美容医療の情報なので間違っていても健康被害などは起こらないし記事は適当でいいと思っているのでしょう。

 

と書かれています。

 

この表現には違和感を感じました。

 

私は年間ボトックス注射を1500人以上にしていますが抗生物質を気にしたことは一度もないですし、

抗生物質を気にしろと主張する医師に出会ったことはありません。

 

ボトックス注射後の抗生剤内服での有害事象を経験したことも一度もありません。

 

また、国内臨床試験のデータを見てもボトックス注射後の抗生剤内服での有害事象の報告はありません。

 

つまり、実臨床上はまったく問題ないということです。

 

そのため、この方の御指摘・主張が正論だとしたら

・風邪薬の処方でアナフィラキシーショックで命に関わる可能性があること

を説明するべきというレベルな印象に感じました。

 

そのため、

 

「病気の情報ではなく美容医療の情報なので間違っていても健康被害などは起こらないし記事は適当でいいと思っているのでしょう。」

 

という表現・批判は適切でしょうか?

 

 

また、ニコリーの

そしてボトックスには、筋肉を萎縮させる作用があるので、咬筋にボトックスを注入すると、咬筋を使うことができなくなります

という内容に対して

 

「斬新すぎます。医師がちゃんと監修しているとはとても思えません。このレベルで正しい情報を広めたいとは、このレベルで広告収入得るっていいんですかねー。

 

間違っていてもSEOが上がれば問題なしと言う発想

ちなみにこのページは「ボトックス注射」と検索すると上位に表示されますが、いかにSEOを上げるかが彼らの至上命題ですから、上位に表示されれば内容の成否など関係ないのです。」

 

と書かれています。

 

まあ、確かに正確な内容ではないですが、批判するほどか?というレベルです。

ボトックスを注射すると結果的に咬筋は萎縮しますからね。

その結果、小顔効果や歯ぎしり改善効果があります。

(参考文献:Lieu S et al:Nonsurgical reshaping of the lower face.Aesthet Surg J. 2008 May-Jun;28(3):251-7.
Ahn BK et al:Consensus recommendations on the aesthetic usage of botulinum toxin type A in Asians.
Dermatol Surg. 2013 Dec;39(12):1843-60

 

 

3 間違っているケース2

 

「・脂肪注入は、自分のお腹や太ももなどから脂肪を少量摂取し、気になる部分に注入してふっくらさせます。注入した脂肪は毛細血管に取り込まれ、その部分の組織として生着。

 

・薄い皮膚のすぐ下には、皮膚と癒着している「眼輪筋」(がんりんきん)」というまぶたを開けたり閉じたりする筋肉が存在しています。

 

これはもはや「間違えましたすいません」レベルではなく、このサイトの運営上の問題があるのでやはり一度Welqのように閉鎖した方が良いのではないでしょうか。」

 

と書かれています。

 

実はこの記事の監修担当の一人は私だったので責任を感じていますが以下のように訂正しています。

 

「・脂肪注入は、自分のお腹や太ももなどから脂肪を少量採取し、気になる部分に注入してふっくらさせます。注入した脂肪は毛細血管から栄養を受けて、その部分の組織として生着。

 

・薄い皮膚のすぐ下には、皮膚と癒着している「眼輪筋」(がんりんきん)」というまぶたを閉じる機能をもつ筋肉が存在しています。」

 

つまり、

・脂肪が血管から栄養を受けて生着を「取り込まれる」と書かれていたこと。

・眼輪筋はウインクしたりぎゅっと眼を閉じると収縮する筋肉ですので閉じる機能だけですが「開けたりする」の訂正を見落としてしまっということです。

 

この点に関しては深く反省しています。

 

ただ、この記事はくぼみ目で悩んでいる人にくぼみ目の治療の種類・効果・リスク・ダウンタイムなどを提供している1万2000字くらいの長文の記事なので

御指摘している箇所はこの記事の本質ではないんですけどね・・・。

 

 

4 いい加減な情報はやめてほしい

 

 

「笑気麻酔には痛みを抑える効果はないと…。確かに麻酔ってなんで効いているのかいまだに不明なものもありますが、笑気の添付文章にも麻酔の教科書(MGH麻酔の手引き)にも「鎮痛効果(痛みを取る効果)」と言うのが明記されています。

 

私の知識が古いのでしょうか?いつから笑気の鎮痛効果がなくなったのか教えて頂きたいです。

笑気麻酔には鎮痛効果もあると書いてあるページが嘘つきのように思われます。

一般的な知見と異なる事を書くのであれば是非、その根拠を示すべきかと思います。

明らかにネットで読みやすい何かの情報や伝聞をもとにして書かれた記事と言うのが分り、メディアとしての怠慢が明らかです。​​​​​​

 

と笑気麻酔について「笑気麻酔は、痛みの感覚を麻痺させるものではなく、心身をリラックスさせるもの。」

 

というフレーズに対してフルボッコですね。

 

ただ、その前後の文脈を読むと

 

・笑気麻酔は、鎮静作用のあるガスタイプの麻酔。

・痛みを感じにくくなります。

 

と書かれています。

 

一般的に痛みを感じにくくなりますって鎮痛効果のことですよね?

 

少なくとも読んでいる方は

 

痛みを感じにくくなる=鎮痛

 

と理解できるでしょう、

 

「メディアとしての怠慢」と批判するほどのレベルなのかな?という印象を受けます。

 

7000文字の文章のたった1行の表現方法を指摘されてもね・・・。

 

(ちなみに、この記事の監修者は私です。誤解を招く表現で申し訳ございません。)

 

 

5 キュレーションサイトというそのものに対する批判

 

「こういったサイトのやっている事はただwebにある情報を拾ってきて、SEOに引っかかるようにして大量のページを作っているだけで、散乱した情報を収集してSEOに有利な状態に構築して再度散乱しているだけではないでしょうか?」

 

というフルボッコな締めくくりですね。

 

しかし、結局のところ

 

・医師が運営しているサイト

・医師個人ブログ

 

などでもアラを探そうと思えば探すことはできるでしょう。

 

また、査読のある英語論文でさえ100%正しいとは言えません。

(正しい情報を見極める方法については私のこのブログ記事参照。)

 

仮に今正しい内容であっても10年したら間違った内容になることもあると思います。

 

そのため、未来ずっと100%正しいということはありえないでしょう。

 

ニコリーを批判している医師の主張も確かに理解できるんですが

 

ある程度信頼性が高くわかりやすいキュレーションサイトというものに私は価値を感じます。

 

少なくとも記事の本質は間違っていないですし、コンプレックスを解消するために多くの人のためになった情報は少なからずあったのではないかと私は思うからです。

 

そういった意味で私も自分が監修した記事を定期的にチェックして数万字の中で1文も表現や内容に関して間違いのないように心がけようと思いました。

 

 

 

また、ニコリーをフルボッコしている医師の運営サイトですが

 

20分程度で4つの記事を読んだだけで7点間違いを見つけました。

 

注意!いまはアクアフィリング豊胸をすべきでない5つの理由

http://kirei-kyokasho.com/aquafilling-4640

 

の記事ですが。

 

間違い1

「アクアフィリングのアミド結合は体内で溶けない可能性が高い

アクアフィリングの分子構造にはアミド結合があるとされています。従来あった「アクアミド」と言う成分とは結合の仕方が違うので安全と言われますが、体内でアミド結合が分解されるでしょうか?アミド結合の分解には熱が必要なので普通に体内に入っているだけでは結合がほどけずに体内に残り続けると考えられます。

 
と書かれています。

アクリルアミドが水と水素結合したものがアクアフィリングです。

アクリルアミドは食品(フライドポテトやクッキーなどは高濃度)にも含まれており体内で分解されます。

アミド結合を問題視する意味は?ですね。

議論のレベルが低すぎますし的外れで間違いです・・・。

アクアフィリングで問題視されていたのは

・アクアミドと同様にアクリルアミドが共有結合しているのか??

(実際には水素結合なので違います。)

・本当にアクアミドと違うのか?

(実際には水素結合なので違います。)

・重合していないアクリルアミドモノマーの量はどの程度なのか?

(実際には安全量です。)

・長期的な安全性は?
(実際には新しい製剤なので長期的には不明な点があるのも事実です。)

という点でしょう。

また、アクアフィリングは体内で分解される、1年で20%分解されていると第105回日本美容外科学会で聖心美容外科の伊藤先生もシンポジウムで明言されていました。

過度に不安をあおる内容ですが、そもそも化学に詳しい方がいたらご指摘下さいとか自信がないなら書かなければ良かったのにと思ってしまいます。

 

間違い2

 

また、ポリアミドと言うのは体の中で溶けない物質なので、それがお胸に散らばって残ると言うのも心配です。

 

 

→「ポリアミドと言うのは体の中で溶けない物質」というのは間違いです。

 

おそらくポリアミドの「ポリ」の意味を理解されていません・・・。

ポリアミドはポリマーの総称です。

重合の結合の仕方によってその性質は異なり

当然体の中で溶ける物質と溶けない物質があります。

 

例をあげれば、ヒアルロン酸・アクアミド・レディエッセなどをひっくるめて溶けないぞと主張しているようなレベルです。

 

そのため、「ポリアミド=溶けない」ということが間違っているわけです。

共有結合であるポリアミドのアクアミドは溶けません。

アクアフィリングはその結合が水素結合なので体の中で溶けます。

第105回日本美容外科学会で聖心美容外科の伊藤先生もシンポジウムでこのことを明言されていました。

 

 

間違い3

 

「アクアフィリング豊胸の文献が見当たらない」

医学論文検索サイトで有名な「PubMed」でアクアフィリングと検索したところ(「aquafillingやaquafilling breast」などの検索)、アクアフィリング豊胸の文献は出てきません。

通常安全性が高いものであったり、数年前から使用されているものであれば論文が出てくるはずなのです。

シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸、ヒアルロン酸豊胸はかなりの数が出てきます。これではアクアフィリングの安全性が高いとは言えません。上のように紹介した多くの先生が否定的なように将来どのようになるのかが分らないのがアクアフィリング豊胸なのです。

 

 

と書かれています。

 

→文献が見当たらないとしていますが。

これは明らかに間違いです。

Shin JH, Suh JS, Yang SG. Correcting shape and size using temporary filler after breast augmentation with silicone implants. Arch Aesthetic Plast Surg 2015;21:124-6.

という文献があります。

 

この文献はアクアフィリングの有効性・安全性について書いているものです。

 

なお、2015年の文献でありインターネット上でも公開されていますのでツイッターや個人ブログならともかく

注意喚起を促すこのような記事を書くのであればもう少し探して欲しかったです・・・。

 

key wordを数種類入れて検索で出なかっただけで、「アクアフィリング豊胸の文献が見当たらない」というネガティブな書き方、そして安全性への不安を過度にあおるような記事の構成は適切なのでしょうか?

 

「文献・論文が少ないので脂肪注入やシリコンバック豊胸と比べると長期的な安全性・信頼性が劣ります。アクアフィリング豊胸を考えている方は医師からリスクを説明してもらった上で考えましょう。」くらいの書き方にして欲しかったです。

 

 

間違い4

エラボトックスで小顔になるために必ず読んでおくべき知識

http://kirei-kyokasho.com/botox-masseter-muscle-4915

の記事のこの部分です。

 

“アメリカアラガン社のボトックスとその他の製品の違い”

アラガン社のボトックスは品質管理が行き届いており、お薬を使用した後にどれ位の副作用が起きたかなどの調査を入念に行い国に報告しています。ですので、日本の厚生省にも認可されています。(正確には眉間に使用時)
品質管理や省庁への届け出など費用がかかりますし、どうしても値段が高くなってしまいます。

 

 

と書かれていますが

 

アラガン社のボトックス注射で日本の厚生省の認可されているのは

眉間に使用時

ではなくて正しくは

眉間と目尻に使用時

です。

 

これは間違いです。

 

これはボトックスビスタの添付文章に書いてあります。

http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/122940AD1026_2_08/

 

ボトックスビスタの添付文章に関してニコリーに厳しく攻め立てたのですからこのミスはちょっと残念ですね・・・。

 

私は調べていませんが、他のボトックス注射の記事でも同様の間違いはあるのではないでしょうか?

(あると思われても仕方のないミスだと思います。)

 

 

間違い5

 

エラボトックスで小顔になるために必ず読んでおくべき知識

http://kirei-kyokasho.com/botox-masseter-muscle-4915

のこの部分です。

 

たるみが出る事がある!?

エラのボトックスを打つとたるみが出るとか、たるみが出た、という事を聞くことがあります。しかし、目立ってたるみが増えるという事はあまりありません

実際によく聞くお声が、エラの張りがスッキリした分、元々ある口周りのたるみやもたつきが気になるように見えると言う場合です。若い人では起きませんが、もともと口周りにたるみのある30代後半以上では、そういった事が気になる場合があります。

 

 

私はボトックス注射を年間1500人以上していますのでエラのボトックス注射の症例数も多いです。

 

ざっくりいうとエラのボトックス注射だけで年間500〜1000人くらいしていると思います。

 

エラのボトックス注射の効果はボトックスの単位数によって大きく異なります。

注射の単位数によってはたるみが出ることも十分ありえます。

(年齢、その方の現在のたるみの状態によります。)

そのため、

 

「目立ってたるみが増えるという事はあまりありません。若い人では起きません。」

 

少し強引な言い回しであり適切な表現ではありません。

「起きません」という断定は世界中でたった1例でも起きたら間違いです。

私は以前エラのボトックス注射によるたるみを複数症例経験しています。

(自慢できることでは決してありませんが。)

間違いと言えます。

 

せめてエラのボトックス注射のたるみのリスクについては単位数が関係することは一言書くべきでしょう。

(年齢については書いてありますけどね。)

 

 

間違い6

 

エラボトックスで小顔になるために必ず読んでおくべき知識

http://kirei-kyokasho.com/botox-masseter-muscle-4915

のこの部分です。

噛むとエラが不自然に膨らむことがある

筋肉の一部のみに注射の効果が出てしまうと、噛んだ時に効いていない部分だけが盛り上がって見える事があります。

この場合は、再度聞いていない部分に注射する事で改善します。

 

 

この内容も注射の打ち方、単位数についての記載も本当は欲しいですが、まあそこは分かりやすくということであるならこのシンプルな書き方でもアリですね。

 

ただ、

再度聞いていない部分

ではなく

再度効いていない部分

 

です。

 

間違いですね。

 

このような誤字があるということは他の記事でも誤字はあるでしょう。

誤字は場合によっては誤解を招いてしまうケースもあるかと思います。

(もちろん、本質的な間違いではありません。)

 

 

間違い7

 

というか、そもそも

 

・添付文書と違う事をメインにするのはどうかと思います。

・このレベルで正しい情報を広めたいとは、このレベルで広告収入得るっていいんですかねー。

・ボトックス注射は病気の方でも使用します。脳性まひでボトックス使ってる親御さんや、病気でボトックス使っている人もいるので正確な情報を伝えてもらいたいです

 

という言い方をしていますので

 

この医師はエラのボトックス注射の記事を書いたり、エラのボトックス注射の処置はできません。

もっと言えば眉間・目尻以外のボトックス注射もできません。

 

これは私の主観とか意見とか感想ではなくてこの医師の論理道理に考えるならばそうなるよね、という事実のお話です。

 

添付文章にはエラのボトックス注射などの眉間・目尻以外は推奨されていないからです。

(投与部位 用法及び用量に示すとおり、適用部位の筋肉内にのみ注射すること。と記載されていますので。)

 

推奨されていないけど現実の実臨床はやっていますよね。

 

(私も控え目に考えても年間1000人以上は眉間・目尻以外のボトックス注射をしています。)

 

それは、この医師が指摘していたボトックス注射の後の抗生剤内服を痛烈に批判していた件と同様ですよね?

 

 

添付文章と違うことをするのはどうかと思う

病気の情報ではなく美容医療の情報なので間違っていても健康被害などは起こらないし記事は適当でいいと思っているのでしょう。

 

とまで書いています。

 

そのため、そうするべきとかの感情論や感想ではなく1+1=2だから1+2=3ですよねというくらい当たり前の論理を積み立てると

 

この医師は眉間・目尻以外のボトックス注射はもちろんできないですし、

 

それに関する記事はボトックス注射の適用外使用に関する記事となりますので書けないですし関連する記事は全てすぐに削除する必要性があります。

 

 

<以上をまとめると>

 

私の意見や主観ではなく今回の内容をまとめると以下のようになります。

 

・ニコリーの記事には間違いがある箇所がいくつかあった。

 

・その間違いのあった箇所はその記事のテーマ・本質の部分ではなかった。

 

・その間違いが指摘されていものの一つは前後の文脈を読めば正しい内容であった。

 

・間違いの半数程度はすでに訂正済みで正しい内容であった。

 

・間違いを指摘されたニコリーは信頼性を高めるために一時的に全記事非公開で閉鎖した。

 

・間違いを指摘している医師の運営サイトは私が4つの記事を読んだところ2つの記事で合計間違いが7箇所あった。

 

・なお、間違いを探すことに使った時間は20分程度であった。

 

・その間違いの一部は記事の本質的なところであった。

 

・この医師の論理を通すならばこの医師はエラのボトックス注射など眉間・目尻以外のボトックス注射はできないし記事は書けないし関連する記事は全てすぐに削除する必要性がある。

(感情論や感想ではなく、そうしなくては論理が通りません。)

 

 

私の意見・感想としては

 

 

まず、ニコリーに対して

 

ニコリーはある程度信頼性のあるメディアでしたので時が過ぎたらまた記事公開を再開して欲しいですね。

 

ニコリーは一般の人にとって価値のあるメディアだと個人的には思います。

 

例えば、美容整形体験レポートなど手術や処置をイメージしやすくコンプレックスを解決したいけど不安だという人にとっては助けとなったということが容易に想像できるからです。

 

また、医師の視点から見ても専門的なところを分かりやすくしているなと思う記事も少なくありませんでした。

 

もちろん、私的にこれは微妙だなーという内容の記事もあり監修をお断りした記事も複数あったことは事実ですが・・・。

 

 

次に、ニコリーをフルボッコにしている医師に関して。

 

この医師の運営サイトの記事をいくつか読んでみると専門性の高い記事の執筆者として優秀なんだろうなということはすぐに分かりました。

 

豊富な知識を持っていてきっと美容医療への姿勢も真摯な方なんでしょう。

 

この医師のニコリー批判の主張も納得できる点も少なからずあります。

 

しかし、御自身のサイトも100%正しいというわけではありませんので

もう少し中立的なバランス感覚をもった書き方であればと私は感じました。

 

 

また、フルボッコにしている医師の運営サイトのアラ探し的なことを私は今回20分程度してしまいましたが今後あえてするつもりはありません。

 

少なくとも私は他人を貶めて自分を相対的に優位にしてやろうという手段は好きじゃないので。

 

一般の方にメリットのある形での美容医療の正しい普及に

私の時間は使っていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

品川スキンクリニック 新潟院院長 武内大

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