当方地方出身。よくある話で、東京育ちの妻と子供の教育方針についての話が合わなかったが、漸く一定の理解に至ったので、同じ境遇の人のために備忘します。
【よくある現象】
●地方育ちで、公立校しか行ったこと無いにも関わらず、それなりの学歴(当方は東京一工のいずれか。)の場合、子供を私立中学に入れる意味が分からない。
【今回気付いたこと】
●この場合、良く「東京は私立が優秀だが、地方は公立が優秀」という議論になるが、これは本質ではない。
●本質は「入学者の選別を行うプロセスが存在するか、しないか」という点。
●地方の場合、公立中学は全入の所も多く、また、優秀な生徒に取っても他の選択肢はない。結果として、地方の公立中学や高校は、玉石混交となる。(選別プロセスが無いため、東大クラスの生徒も混じる。)
●東京の場合、選別プロセスが複数回挟まれるため、多くの場合、石ばかりが公立中学や高校に残ることとなる。
つまりは、地方の公立(玉石混交)と東京の公立(石のみ)は全く違うものであるし、どちらも優秀とされる、東京の私立(玉のみ)と地方の公立(玉石混交)もやはり選別の有無、という意味で異なるのである。
即ち、東京には、あなた方が通った、玉石混交の公立学校は存在せず、否が応でも玉か石かを選ぶ必要があるのです。
それでも石を選びたい地方出身の父親の皆様は、当時のヤンキー達だけが残った母校に通う自分の姿を想像したうえで、もう一度奥様の話を聞いてみてはどうでしょうか?
これって、神奈川県や関西の大阪でもそうなの?
公立の中学は破たんしてるところがほとんどって聞くし 破たんしてなくても よけいなトラウマ植え付けられる場所になってるとはいうよね それこそ練馬とか・・・
玉石混交でも石に挟まれて玉が破れたり、その存在に気がつかずに玉が原石のまま取り残されたりするリスクはあるしな
ヤンキー校の勉強できる子って、必ずしもいじめられるわけじゃないからなあ 多様な人間関係を築くことができた等の成功体験を以て石の方を勧めてくるのかもな