*星空文庫

リアルけものフレンズ 図鑑 (上)

波風カフカ 作

リアルけものフレンズ 図鑑 (上)
  1. サーバルキャット
  2. カバ
  3. フォッサ
  4. インドゾウ
  5. アクシスジカ
  6. オセロット
  7. マレーバク
  8. キングコブラ
  9. ミナミコアリクイ
  10. クジャク
  11. タスマニアデビル
  12. エリマキトカゲ
  13. オカピ
  14. コツメカワウソ
  15. ジャガー
  16. トキ
  17. アルパカ

サーバルキャット

サーバルキャット

[生息環境] サバンナ

[体長]70~100cm

[体重]9~18kg

[説明] 野生のサーバルは夜行性で、地上動物では珍しく木を登れる。
毛は柔らかくて短い。たが耳は非常に長い。
スペイン語でサーバルは、猟犬を表すが、その名の通り、
猟犬の様に、ジャンプ力が優れている。

[おまけ] 一部の地域は、絶滅が危惧されている。
理由は簡単。[人間]である。
美しい毛皮を目的とし、生皮を剥がれ、多くのサーバルキャットは
殺され年々数が減り続けている。

カバ

カバ

[生息環境] 川周辺

[体長]3~4m

[体重]2000~3200kg

[説明] 陸上動物としては、象に続く重さである。
穏和な性格と、世間一般では言われているが、
世界危険動物ランキング、第2位である。
非常に獰猛で、縄張りに入ってきた、動物は、
その強力な顎で、ミンチにする。
川辺に生息するが、実は泳ぐ事が出来ない。

フォッサ

フォッサ

[生息環境]マダガスカル島のみ生息

[体長]61~81cm

[体重]6~12kg

[説明] 夜行性で、なんと猿を好んで食べる。
非常に不思議な動物で、何故か指の間には泳げないのに、
水かきが、ついでおり、一番の特長は、
繁殖期になると、性格がメスがオス化する。
なので、繁殖する際には、オスのフォッサに無理矢理
交尾させる。縄張り争いも、普通はオスがやるのだが、
この動物の場合、メスがやる。

インドゾウ

インドゾウ

[生息環境]インドシナ半島等の森

[体長]6~7・5m

[体重]10000kg

[説明] 性格は穏和。アジア象の亜種。
昔から、馬がわりに使われていた。
ゾウは陸上最重動物。

[おまけ] 象牙を目的とされ、多くのインドゾウが
密猟され、IUCNに絶滅危惧種と、「評価」されている。

アクシスジカ

アクシスジカ

[生息環境] 森林地帯

[体長]1~2m

[体重]30~75kg

[説明]かなりポプュラーな動物。争いを好まず、雄同士や、
縄張り争いの時も、体の大きさが大きければ勝ちと言い、
全く争いはしない。ミネラルを補給するために、土に含まれる
塩を舐める。

オセロット

オセロット

[生息環境]熱帯雨林

[体長]65~120 cm

[体重]9~16kg

[説明]姿 かたちは、ジャガーやマーゲイに類似している外見。
性格は穏和。夜行性で、普段は木の上で寝て、夜活動する。
蛇や鳥類を捕食する。群を作らず、ほぼ単独で行動する。

[おまけ] 性格が非常に穏和で、人に慣れやすく、ヤマネコ系の中で、
最もペットで人気がある。その為、乱獲が続き、絶滅危惧種に指定された。

マレーバク

マレーバク

[生息環境]熱帯雨林

[体長]180~250cm

[体重]300~540kg

[説明] 草食動物で、木の実や草を食べる。
四肢は黒く、中央部は白い。
これにより、夜は白い部分が目立つ事によって、
輪部が不明瞭になり、捕食者に狙われにくくなっている。

[おまけ] 初めは珍しい動物という事で、乱獲が続いたが、
ソコに住む原住民族は、バクを神の使いと思っているので、
神を侵す密猟者を撃退し、今現在も、バクを守っている。
日本では、悪夢を食べてくれると、信じられている。

キングコブラ

キングコブラ

[生息環境]熱帯雨林

[体長]3~4m

[体重]不明

[説明]肉食で、蛇を好んで食べる。他の蛇を喰らう、蛇を支配する、
象を噛み殺す、世界最大の毒蛇という事で、
キングコブラと名つけらた。
他の蛇と違うのは、産卵の為の巣を作る。
雄は、メスと子を守るため、その期間、巣に近づいて来た、
者には、容赦なく攻撃する。

[おまけ] キングコブラの毒はなんと450万円する。
その為、密猟者はキングコブラを捕まえようとするが、
ひと噛みされれば、此方が狩られるので、キングコブラに撃退されたり、
タイでは戒律で、キングコブラは、神の使いとされ、
殺すのは厳禁とされる。なので、人里に現れた場合は、専門の職人が、
捕まえ、丁寧に森の奥へ逃がす。そもそもキングコブラは、家畜を襲わない
ので、あまり現地の人には恐れられないし、嫌われてない。

ミナミコアリクイ

ミナミコアリクイ

[生息環境]草原

[体長]100~120cm

[体重]18~40kg

[説明] 名前の通り、蟻を好んで食べる。
威嚇するときは、両手を広げ、仁王立ちする。
視覚や聴覚は弱いが、嗅覚は強い。
普段は単独で行動する。

クジャク

クジャク

[生息環境]熱帯雨林

[体長]1~2m

[体重]3~4kg

[説明] とても美しい羽を持っている。
クジャクは、毒虫、毒蛇、寄生虫に強い耐性を持っている。
なので、毒のある生物を好んで食べ、益鳥と呼ばれている。
インドでは、神の使いではなく、神とされている。
また、インドでは、国鳥に指定。

タスマニアデビル

タスマニアデビル

[生息環境]森林

[体長]50~80cm

[体重]10~12kg

[説明]性格はとても荒い。声はとても恐ろしい、悪魔のような声。
目についたものなら、何でも捕食する。
人も家畜も襲い、性格も凶暴で、強い体臭があり、声が恐ろしいので、
デビルと、つけられた。

[おまけ] DFTDと呼ばれる、タスマニアデビルのみがかかる病気が
流行り、どんどん数が減り、絶滅危惧種に指定された。
だが、これは人工的ではなく、自然的要因なので、タスマニアデビルが
進化しない限り、あと20~30年たてば、絶滅すると予想されている。

エリマキトカゲ

エリマキトカゲ

[生息環境]乾燥地帯

[体長]60~90cm

[体重]不明

[説明] 主に昆虫を捕食する。
威嚇するときは、エリのような皮膚を広げる。

オカピ

オカピ

[生息環境]森林

[体長]2~3m

[体重]200~250kg

[説明] 足の模様が美しく、森の貴婦人と呼ばれる。
馬の様に見えるが、キリンの仲間である。
恐ろしい程、強い警戒心をもっており、オカピが発見されたのは、
20世紀に入ってからだ。集団で行動。

コツメカワウソ

コツメカワウソ

[生息環境]河川

[体長]41~64cm

[体重]4~7kg

[説明] 非常に好奇心旺盛で、とても人に慣れやすい。
鳴き声は、「ウヘヘヘヘ又はアワワワワ~」と鳴く。
水遊びが非常に好きで、生きてる間は、ほとんど遊んでいる。
肉食で、主に魚を好んで食べる。
名前の通り、爪が殆んど生えておらず、手はプニプニとしている。
なので、殆んどの動物園では、コツメカワウソと、握手会が出来る。

[おまけ] 一部の国では、飼い慣らされたコツメカワウソが、
漁協に利用されている。コツメカワウソは、ペットとしては、
人気だが、一緒に遊ばないと、ストレスがたまるので、時間と
体力、ペット用のオモチャが必要。
意外と頭がよく、トイレの躾、握手、ボール投げ、腹筋ができる。

ジャガー

ジャガー

[生息環境] 熱帯雨林

[体長]150~190cm

[体重]100~158kg

[説明] 肉食。トラ、ライオンに続く大きさである。
木登りが出来る。そして、一番の特長は、猫科では
珍しく、泳ぐ事が出来る。
南米では、雨の神と、信仰されている。

トキ

トキ

[生息環境] 絶滅する前は森林

[体長]75~130cm

[体重]1000~2000g

[説明] 日本にいるトキは絶滅した。今現在いるトキは、
中国産の子孫である。そして今現在の野生のトキは、
ロシア、北朝鮮、中国、韓国、日本は、全て絶滅している。
トキは、カラスに似た、濁った声であり、非常に五月蝿かった
そうだ。
そして、日本のトキと、中国産のトキの
ミトコンドリアDNAの違いは僅か0.06%である。

アルパカ

アルパカ

[生息環境]高山

[体長]2~3m

[体重]55~65kg

[説明] 草原で、草や苔を食べる。
怒ったり、威嚇、防衛の為に、唾をはく。
更にその唾は、胃の未消化物も入っており、
非常に強烈な匂いを放つ。

『リアルけものフレンズ 図鑑 (上)』

動物の数はどんどん減っていきます。
殆んどは人間のせいです。
今日もサーバルキャットの生皮は、剥がされます。

動物と人間は時には上手くいかないでしょう。
ですが、動物を守れるのは人間だけなんです。

『リアルけものフレンズ 図鑑 (上)』 波風カフカ 作

リアル動物図鑑です。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-06-11
Derivative work

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。