自民 二階氏 韓国で孤児育てた日本人ゆかりの施設訪問

自民 二階氏 韓国で孤児育てた日本人ゆかりの施設訪問
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韓国を訪れている自民党の二階幹事長は南西部の都市、モッポ(木浦)で、多くの身寄りのない子どもを育てた日本人女性が運営していた児童養護施設を訪れ、施設の関係者らと、両国の友好促進を誓いました。
10日から韓国を訪れている、自民党の二階幹事長は11日、南西部、チョルラ(全羅)南道の都市、モッポにある児童養護施設を訪れました。

この施設は戦前から戦後にかけて、韓国人の夫とともに、およそ3000人の孤児を育てた、高知県出身の田内千鶴子さんが運営していたことで知られています。

二階氏は、韓国の人たちにも慕われながら、子どもたちに愛情を注いできた田内さんの取り組みを紹介する記念館を視察したあと、施設の関係者や、チョルラ南道と姉妹協定を結んでいる高知県の尾崎知事らと風船を飛ばして、両国の友好促進を誓いました。

このあと二階氏は記者団に対し、「生涯を通じて子どもたちに愛情をささげた田内さんの日韓友好の尊い思いを踏まえ、両国が互いに友好を願いながら、一歩一歩努力していくことが大事だ」と述べました。