ヤマトシロアリ
ヤマトシロアリは比較的寒さに強く、北海道北部を除く、日本全国どこにでも生息しています。土の中や多湿な環境を好み、結露や湿気の多い建物内では被害が広範囲に渡ることがある。被害件数は多いがイエシロアリに比べれば、被害の程度は軽い。コロニーは数千~数万匹ほどだが、分化能力があるため、少量の生き残りから、巣が再生することがあるため、駆除には注意が必要である。明確な巣は作らず、加害箇所がそのまま巣になっている場合が多い。ヤマトシロアリの羽アリは4~5月頃、湿度の高い晴れた日の午前中によく飛びます。一度に数百匹の羽アリが飛び出しますが、これはコロニー内の数%にすぎません。羽アリがでなくなったから、シロアリがいなくなった訳ではありません。その付近には必ず、数千、数万匹のシロアリがいます。