大学生活は、人生で最も貴重な「モラトリアム」期間です。社会に出る前の、執行猶予期間ですね。
日本に生まれてしまった限り、社会人になったら仕事に追われる毎日で、時間に余裕が無くなります。
会社で活躍していくにあたって、いろんな資格が必要になって来ます。
でも、仕事終わりで疲れている時に、勉強しようと思い立つことは容易ではありません。
まだまだ時間に余裕のある学生時代に、取れる資格は取っておいた方が、就職してから有利になります。
そこで、学生時代に取っておいた方が良い資格を選抜しました。
簿記3級
会社の決算書のしくみを理解する、解読できる、というのはとても重要です。
決算書には専門用語ばかりが並んでいて、勉強していないと、自分の会社の財務状況を把握することはできません。
希望する企業がどのくらい売り上げていて、どのくらい支出があって、純利益はいくらか。
成長率はどのくらいか。
最低限理解するには簿記3級程度の知識が必要です。
社会人になってからも取得を促されることがあるので、学生時代に取っておきましょう。
社会人になって取得しようとすると、難解な専門用語や会計独特の考え方が難しく、独学では理解が浅くなる場合があります。
そんなに高くないので、簿記3級専門学校に通うのもおすすめです。
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TOIEC 730点
企業が英語力を判断するときはTOIECの点数を参考にします。
会社の公用語が英語だったりする企業も登場しています。英語力は働く上で必ず必要になってきます。
730点以上、というのが1つの目安になっているようです。
働きながら英語を勉強するとなると、なかなか大変です。学生時代に英語力をあげておくと、後々楽になります。
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マイクロソフトスペシャリスト
社会人になったら必須の
・ワード
・エクセル
・パワーポイント
・アウトルック
の操作方法、活用方法を学ぶ資格です。
とにかく、毎日のようにワード、エクセル、パワーポイントは使うので、操作方法を学習しておくとスタートダッシュがかけやすくなります。
パワーポイントはプレゼンや会議に必須なので、より魅力的に作る技術なども身につけているととってもいいですね。
エクセルのマクロを覚えていると、重宝されますので、ワードとエクセルはエキスパートレベルを取得することをおすすめします。
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ITパスポート
昔「初級シスアド」と呼ばれていました。
ITの活用法、とりまく環境、など、IT社会の基本的な知識を学ぶ資格です。
ITの基本、マナーに疎い人は結構多く見受けられます。
就職したらITの活用は避けられないので、学生のうちに基礎知識を身につけておくのが良いでしょう。
ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 平成28-29年度版 (よくわかるマスター)
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司法書士 公認会計士 中小企業診断士 税理士 など独立につながる難関資格を1つ
勝間さんは慶応在学中に公認会計士に合格して、マッキンゼーに就職しましたね。
マッキンゼーのようなコンサル会社は、公認会計士を資格を持っていると最強です。
司法書士を取得していたら、会社の法務に重宝されるでしょう。
もし退社しても、独立できる資格を保持していると、とても強みがあります。
難関資格だけに、勉強量も膨大で、楽しい大学時代に取得しよう、と思い立つ人は少ないかもしれません。
しかし、仕事をしながら勉強することも簡単でなく、結局やめる羽目になることもしばしば見かけます。
将来安泰を希望するなら、周りが遊んでいるうちに、難関資格の1つに挑戦してみるのもいいと思います。
勉強中は大変ですが、1度取得してしまえば、一生ものの財産です。
学生時代は「よく学び、よく遊べ」スタイルがおすすめ。遊び倒すだけでなく、少しだけ将来のことを鑑みるといいかもしれません。
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