離婚した私が思うこと。後悔しない生き方に離婚は必要?

こんにちは!Lunaです。

先日友人と話していて、”昼顔”の映画化の話になりました。
昼顔って、不倫ドラマなんですよね?
私は一度も観たことがないのですが・・・(笑)
友人の何人かは映画を観に行くくらい、かなりハマってるそうです。

そこから、不倫や離婚、再婚の話で大盛り上がり。
昼時のオシャレなカフェで話すにはディープすぎる内容でした。
女性って、けっこうえげつない話をサラッとしちゃうのがおもしろいですよね♪

と、そこで。

友人の1人がリアル昼顔中(不倫中)、という話になりました。
旦那さんとの関係が悪く、子どもは2人。
そして、その子のまわりにはリアル昼顔中の人たちがたくさんいるというので衝撃を受けました!
”ステップファミリー”という家族も多いのだとか。
(これについては、次回の記事で詳しくご説明しますね)

その友人自身も、”離婚”について考えています。
しかし、「離婚する!」という覚悟はできない。
その背景として、こんな気持ちがあるからだそうです。

・離婚したい。けど、子どもがいる
・子どものためにも離婚はしないほうがいいんじゃないか?
・旦那さんと別れて、自分だけで子ども2人を育てられるか不安
(特にお金のことが一番心配)
・旦那さんに対しての、”情”はある。ただし、愛はもうない

これは、子どもを持つ母親として誰もが考えることですよね。
彼女もやはり、離婚することで子どもへの影響がどう出るか、ということを一番心配していました。

「離婚して、後悔しなかった?」

バツイチの私と、そこに一緒にいたシングルマザーの友人への質問が始まりました。
結論から言うと、私もシングルマザーのその子も答えは同じ。

「後悔はまったくない。むしろ、離婚してよかった」

なぜそう言い切れるのか。
お互いに、離婚の原因も違えば状況も違いましたが、共通することが同じだったので、2人とも後悔はしなかったんです。

おそらく、私の友人と同じように「離婚したいけど、後悔したくない」、「離婚してもやっていけるのか」など、悩まれている方はたくさんいらっしゃると思います。
今回は、そんな方へ向けたお話です。

後悔しない生き方をするために、離婚はありか、なしか。
実際にバツイチの私の実体験をもとに、赤裸々にお話しますね!

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私が離婚した理由=「リセットしたかった」

まず、私のお話をします。
かなり長くなりますが、読んでいただけるとうれしいです。

旦那さんのいない食卓

私は、19歳(大学1年生)の頃から約6年くらいお付き合いしていた彼と結婚しました。
喧嘩はほとんどしない、仲の良いカップルでした。
共通の趣味があって、一緒にそれに打ち込んだり、恋人同士でもあり、同志のようでもあり・・・。

社会人になって、2人とも収入を得るようになり、自然と「結婚」の話が出てきました。
当たり前のように、そのまま25歳の時に結婚。

彼は3人兄弟の末っ子でした。
本来なら、お兄さんがいるので実家に住む必要はなかったのですが、彼の希望により、実家で同居することに。

なぜ彼が同居を望んだか。
それは、「貯金がしやすい」というメリットのためでした。
今のうちに貯金をしておいて、行く行くは自分たちのマイホームを建てよう、それまで同居しよう、ということでした。

付き合っている頃から彼のご両親やご家族とは仲良くしてもらっていたし、ご両親たちも同居に賛成ということだったので、私も同居でOKしました。

同居でも、彼(旦那さん)が居れば大丈夫だろう、と思っていたのですが・・・。

彼はどうやらご両親と一緒に食事したりするのが嫌いらしく、夜ご飯はほとんど外で食べて帰ってきました。
なので、私は彼のいない食卓で、お義父さんお義母さん、そして彼のおばあちゃんと4人で毎日食事。

最初の頃は、「今夜、ご飯はどうするの?一緒に食べないの?」と連絡していたのですが、「帰ってから食べるから、先に食べてて」、それか「今日は〇〇と飲みに行くから、いらない」という感じ。

毎日「ご飯どうする?」という連絡に応えるのが面倒くさくなったのか、しまいには「ご飯いるときだけ言うから、俺の分は用意しなくていいよ」となりました。

私は毎晩、彼のいない食卓で、彼の家族と食事。

お義父さんお義母さんとの食事は、一緒にテレビを観ながら笑ったり、クイズに答えたり、思ったより楽しかったです。
お酒好きのお2人だったので、私も毎晩一緒に飲みました。
食事を終えて、片づけをして、お義母さんとお風呂はどっちが先に入るか、お先にどうぞ~なんてやりとりもして、ようやく私たち夫婦の部屋に行きます。

夫婦の部屋に行っても、居るのは私だけ。

暇なので、TSUTAYAでDVDを大量に借りてきて観るのが私の日課に。
”仕切り直し”で、お酒も飲み直し。
1人酒をしながら、DVD鑑賞。

ソファにもたれながら、ずっと1人で飲んでました。

彼が帰ってくるのは、23時近くが多かった気がします。
だいたいいつも、閉店時間までパチンコをしていました。

旦那さんのギャンブル癖に負けた私

彼は、結婚する前からパチンコ好きでした。

びっくりしたのは、新婚旅行から帰ってきた初日。
私がお嫁にいって、同居がスタートしたその日から、「どうしてもこの新台入れ替えだけは行きたいんだ!!!」と行って、夜中からパチンコ店に並びに行ってしまったのです(笑)

旅行先でブランドの財布を買ってくれたのですが、その代わりにパチンコに行かせろ、という条件でした。

お財布買ってくれたし、本気で行きたい、というので私も仕方なくOKしましたが、正直すっっっっごく心細かったんですよね。
新しく買った家具も届いているのに、旦那さんはいないので私だけでせっせと配置したり、重たいものはお義兄さんが運んでくれたり、、、、。

・・・なんちゅうことしとんねん、彼。

なんで旦那がおらんくて、義理のお兄さんやご両親と部屋のセッティングしとんねん!!!

と、思わずつっこんでしまいたくなるような結婚初日です。

その後、彼のパチンコ好きはエスカレートしていきました。
あまりに毎日パチンコに行くので、「もういい加減パチンコやめて!」と、私も怒りますよね。

すると、逆ギレされてしまいました(笑)

「俺のストレス発散はパチンコなんじゃ!ストレス発散くらいさせろ!」

と。

(・・・・・うーむ。

たしかに、ストレスがたまってはダメだなぁ。
ストレス発散の方法は人それぞれ違うし、彼にとってストレス発散法=パチンコになるのなら、それを奪っては彼のストレスはたまるばかりなのかな、、、。
それは、かわいそうだなぁ・・・。)

と、今思えば、あほみたいに優しい私でしたので、もうなにも触れないことにしました。
彼のパチンコ好きに、私は負けたのです。

でも、本当はパチンコに行ってほしくなかったし、彼の家族の中に1人放り出された私は、とても寂しい思いをしていました。
いくら仲良くしてくれているといえど、彼のご両親や家族は”他人”です。
めちゃくちゃ気は遣います。

「私、なんでここに居るんだろう」

いつの間にか、そんな風に感じるようになりました。
食事を終えて、1人で部屋にこもってDVDを観る時間、1人酒の時間だけが、唯一ホッとできる時間でもあり、虚しさを感じる時間でした。

病気になっちゃった!

私はその頃、医療事務のような仕事をしていたのですが、正直そこが合っていませんでした。
職場の人たちとうまく打ち解けられなかったんです。
人間関係がうまく築けなかったので、仕事に行くのが億劫でした。

「仕事、変えようかなぁ」と旦那さんに相談してみましたが、条件を出されました。

・土日休み(彼の休みと同じにすること)
・今の給料よりも下がらないところ(ボーナスは当たり前)
・もちろん、正社員

「俺、今より生活水準下げたくないから、仕事変えるなら今より給料下がらないところで」

と言われました。

お金は、2人の給料を合わせてそこから生活費や食費など必要な分を払い、その他は貯金やお小遣いなどに振り分けていました。
なので、私のお給料が減ると、お小遣いにまわせるお金が減る。

それが嫌だったんですね。

(・・・・・うーむ。

今の仕事はお給料はいいし、土日も休みだし、ここよりも条件のいいところはあるだろうか・・・。
あったとしても、私はそこで働けるんだろうか。
また1から仕事を覚えないといけないし、職場の人ともうまくやれるだろうか・・・。)

そんな不安から、転職はなかなかできませんでした。

でも、すでに仕事は苦痛に感じていたし、仕事を終えて家に帰ったら家のことをしなきゃいけない。
お義母さんと一緒にご飯を作ったり、休みの日は家中の掃除をしたり、お義兄さんの子どもちゃんたちの面倒をみたり。

お嫁に行ったし、友達とも気軽に会えなくなり、誰かに自分の話を聞いてもらう機会がなくなりました。
本来なら、旦那さんにいろいろ相談したり、その日あった他愛もない出来事を話し合ったりするのでしょうけど、それもありませんでした。

毎晩毎晩、お付き合いで旦那さんのご両親とお酒を飲み、そのあとは1人酒。
気づいたら、1人でワイン1本空ける日々が続いていました。
もう、夜のお酒がないとやってられない状態に。

お酒を飲んでも眠れなくなりました。
寝ようとしてベッドに入っても眠れず、眠りについたと思ったら1時間後には目が覚めて起きてしまう。
睡眠時間は毎日2,3時間で、朝は6時頃には起きて、お義母さんより早く朝食の準備。
仕事に行き、帰ってご飯&お酒を飲み、眠れずにまた朝が来て・・・。

そんな日々の繰り返し。

すると、いつの間にかひどい咳をするようになっていました。
発作のようなものがおきると、本当にこのまま死ぬんじゃないか・・・というくらい呼吸もできなくなり、病院で診てもらいましたが、身体には異常はなし。

「心因性の咳ですね。心療内科に行ってください」

と言われました。

そのことについてこちらに詳しく書いてありますので、よかったらどうぞ!
>>心因性の咳が持つ7つの特徴!治療した私が全部話します

カウンセリングに通うようになり、咳はおさまりました。
が、違う症状が出てきました。

”解離性障害”と言われ、自分が自分である感覚がなくなってしまったのです。
夢と現実の境目もわからなくなって、見えている景色もすべておもちゃのような、作られた世界のような感じ。

建物も、木も花も、人も動物も、全部おもちゃのよう。
作られたそれらがあって、それを目にしている自分。
自分も、同じように作られたおもちゃで、人形のようなもの。

こう聞くと、「あ。完全に病んでるね、それ」と自分でも思います(笑)
でも、本当にその頃は感情もなくなり、表情もなくなっていたようです。

今では友人から「あの頃は死んだ魚の目をしてたよ~!」なんて言われたり、笑い話になっていますが、きっと本当に生きている感じはなかったんでしょうね。
実際、あまり記憶がないんです。

それから、ある時をきっかけに”摂食障害”になりました。
大量に食べて(過食)、吐き出す”過食嘔吐”をするようになりました。

夜に食べたものは全部吐いてしまい、朝も胃もたれがするので朝食は食べられない。
食べても吐いてしまう。
食欲がないのでお昼もお弁当は作らなくなりました。
でも、なにか食べないと職場の人から「ダイエットのつもり?ちゃんと食べなよ!」と言われてしまうので、小さいおにぎりを30分かけて1つだけ食べました。
そしてまた夜は過食嘔吐。

いつの間にか、体重は30㎏台、生理もこなくなっていました。

アルコール依存症、不眠症、心因性の咳、解離性障害、摂食障害、、、
あれよあれよと、状態はどんどん悪化していきましたね。

旦那さんには、そんな自分の状態を隠していました。
さすがに咳などは目に見えてわかる症状だったので、旦那さんも知っていましたが、過食嘔吐なんてしているのを知られたら、嫌われる!!と思い込んでいたのです。

実際に自分の病気のことを打ち明けたのは、離婚が決まる寸前の頃だったと思います。

離婚が決まったきっかけ。それは・・・

私たちは、とっくに”夫婦関係”というものがなくなっていました。

咳がひどくてうるさいかもしれない、と思って私はいつしか彼とは寝なくなり、1人ソファで朝を迎えるようになりました。
それに、彼から求められても拒むようになりました。

これは私の過去のトラウマなどが原因になっていたようですが、性嫌悪になってしまったんですね。
性的なことが、一切受け付けられなくなってしまったのです。

つまり、夜の営みもないわけです。

彼に対して、申し訳なさを感じました。
結婚して1,2年くらい経つと、当たり前のように「子どもは作らないの?」と聞かれるようになりますよね。

彼や私の友人も1人、2人と子どもができていき、親戚との集まりのたびに「子どもは?そろそろ?」と言われるようになりました。
そのたびに、自分は子どもを作る行為さえできない子どもを産めないかもしれない、と感じていました。
それにもしも、今の自分に子どもができたとしても、絶対幸せにしてあげることなんてできないと思っていました。

だって、私自身が”幸せ”ってなんなのか、わからなくなっていたんです。
生きているほうがつらくて、いつ終わるのかな、早く終わらないかな、、、なんてすら思っていました。

そんな私が、新しくこの世に生まれてきた子どもに「生きているだけですばらしいことなんだよ!生まれてきてくれてありがとう!」なんて言えるはずがない。

とてもじゃないけど、1人の人間を生み育てるなんて、無理。
生まれてきた子に、この世のすばらしさや、楽しさなんて教えてあげられない。
そんな無責任なことできない。

と、彼からは「子どもを作ろう」と言われていましたが、頑なに拒否していました。

そんな中で発覚した、彼の他の女性との関係。

「あ。もう完全に、終わった」と感じました。

今まで、「お前との子どもが欲しい」と言ってくれていたけれど、そうじゃなくてもよくなったんだと、思ってしまいました。
もちろん、ずっと性的な関係を持つことができず、彼にはずいぶん我慢させてしまった私が悪いんです。
だからこそ、彼の未来を縛り付けることも、してはいけないと考えるようになりました。

このまま自分と居ても、彼は幸せにはならない。
むしろ、離れたほうが未来は広がるんじゃないか。
お互いに”夫婦”である意味が、もうない。
もう、すべてをリセットしたい。

2人で話し合った結果、「離婚」
そうなりました。

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離婚を決めてから、したこと

離婚が決まったら、やることがいろいろありました。

①それぞれの両親への報告
②離婚の手続き
③戸籍の変更

①それぞれの両親への報告

離婚が決まったら、まず私の両親に話すことになりました。
場所は喫茶店。

夫婦関係が築けなくなったこと、離れたほうがお互いにいいのだということなど話しました。
私の両親は、最初は「本当にそれでいいのか?」と離婚することを少し止めていましたが、最終的には「2人で決めたことなら、仕方ない」と納得してくれました。

それから、旦那さんのご両親にも話をして、そちらも同じような感じで納得してくれました。

私たちの場合、どちらの両親も理解のある人たちだったのでスムーズに話は進みましたが、人によってはもっと苦労されるかもしれませんね。

②離婚の手続き

市役所に行って、離婚届をもらい、それを書きました。
よくドラマなんかで離婚届をスッと机に出してきて、「ハンコ押して」なんてありますよね(笑)
あんな感じ。

紙切れに自分たちの名前を書いて、保証人にもサインしてもらって、印鑑を押して、私1人で市役所に持って行きました。
離婚届が受理されて、離婚成立。
とってもあっけなかったです。

というのも、協議離婚だったからですね。
2人で貯めていた貯金なども、話し合って折半したり、なんのいざこざもなく終われました。
調停離婚や、子どもがいる家庭だと慰謝料の問題などで裁判になる場合もあるようなので、もっと時間はかかると思います。

③戸籍の変更

彼の実家から、自分の実家へ戻りました。
出戻りってやつです(笑)

名前を旧姓にするため、戸籍を変更しました。
住所ももとに戻したので、免許証や健康保険証などを持っている場合はそちらも変更しなければいけません。
あとは、生命保険の受取人の変更や、郵便物など、住所登録してあるところには変更手続きをしなければいけません。

離婚は簡単だったけど、その後の変更手続きなどが面倒くさかったですね!

また、2人の共有の持ち物などありますよね。
2人で買ったテレビやソファや、テーブルなどなど。
それも、話し合いながらどちらが持つかなど決めて分けました。

離婚によるメリット・デメリット

これは、人によって様々だと思いますが、私の場合で話しますと・・・

メリット

・解放感
・自由になれた
・リセットできた

これだけ?と感じるかもしれませんが、これがとてつもなく大きいんです。

夫婦間がうまくいっていないのに、夫婦でいることの息苦しさ
先の見えない不安感
離婚したほうがいいのか、すべきではないのか、悩み続ける時間

離婚を考えている間って、こんな状態に支配されるんですよね。
たぶんこれは、私だけでなく離婚を考えている方なら同じように感じられている方も多いはず。

その状態で毎日生き続けるのは、けっこうしんどかったりします。
それが、離婚したことで解消されました!
当たり前ですけど(笑)

肩の荷が下りたというのは、かなり楽になりました。

デメリット

・世間体
・劣等感
・孤独感

・世間体

幸い、私の生まれ育った家庭は、一般常識から外れまくっている家庭だったので、離婚や再婚経験者も大勢いました。

なので、出戻りの私に冷たい目をする人もいませんでしたが、ご家庭によっては両親や親戚からの風当たりが強くなる可能性もないとは言えません。
近所の目を気にするご家庭だと、「出戻りなんて恥ずかしい」なんて言われてしまうことも。
特に田舎だとそういうことって多いんですよね。

・劣等感

自分で離婚を望み、望み通りになったはずなんですけど、時間が経つと焦りが出始めました。
私より後に結婚した友人たちに、どんどん子どもができていき、家族が増えていく。
その幸せそうな様子を目の当たりにすると、「なんで私はそれができなかったんだろう・・・」と、自分で自分が嫌になっていきました。

結婚式も挙げて、たくさんの人たちから祝福され、永遠の愛を誓ったはずなのに、終わってしまった。
みんなはうまくやれているのに、私はできなかった。

そんな劣等感でいっぱいになってしまいました。
バカですよねぇ~(笑)
自分でしたことなのに!

・孤独感

私が離婚したのは27歳。
アラサーです。
もうすぐ30代に突入という、いいお年頃です。

そんな頃に”バツ”がついてしまいました。

友人たちは既婚者だったり、結婚を前提にお付き合いをしている彼がいたりと、すでに落ち着いていたので、コンパや飲み会の機会なんかも特にありません。

というか、コンパや飲み会があったとしても、”バツ”のついた自分て、どうなんやろ・・・
自己紹介で「バツイチです~~」なんて言ったら、ひかれるんじゃないか??

とか、いろいろ考えてしまいました。

離婚の原因はなんであれ、バツイチになったことに変わりありません。
やっぱり”訳アリ”という感じで見られるのは確実。
しかも、ピチピチの若い子ならまだしも、すでにアラサー。

「一生独りかもしれない」

と本気で思いました(笑)

「離婚を後悔していない」と言い切れるワケ

バツイチになったし、アラサーだし、これはもう一生孤独かも・・・。

そう感じていた私でも、「離婚は後悔していない、むしろしてよかった」と言い切れるのにはワケがあります。

それは、”今”がとても幸せだからです。

幸せに気づくことができた

一時は精神的に病んでしまい、お先真っ暗な状態、早く人生終わってしまいたいとすら思っていた私。
離婚して、なにもかも白紙に戻して、リセットしたら人生やり直せるかな、と思っていました。

離婚したことで自由になり、解放感も味わってスッキリはしたものの、先ほどお話したように、劣等感や孤独感はやはり出てきました。
離婚して自由になったのに、未来はまだ見えませんでした。

私の場合、離婚して3年ほどは落ち込んでいましたね。
自分が望んだので、離婚自体に後悔はしていないのですが、その先は相変わらず見えなくて、自分が新しく誰かと出会い、家庭を築いたり、幸せになることなんてないんだろうなと思っていました。

卑屈になって、人をうらやんでばかりの時期もありました。

でも、ある時決めたんです。

「変わろう」

そう決めた時から不思議と一気に私に変化が起こり始めました。

まず単純な話ですが、「変わりたい!」と思って、美容室に行きました。
心機一転!
見た目から変えてやろうと思ったんです。

すると、思いがけない出会いに繋がりました。
それが、今お付き合いしている彼との出会い。

彼との出会いが、ありがたいことに私に様々な”気づき”を与えてくれました。
そのおかげで、今の私は”幸せ”を感じることができるようになりました。
生きていることの楽しさ、ありがたさがわかるようになりました。

「それは、たまたま出会いがあったからでしょ?」
「出会いがなかったら、一生孤独だったかもしれないじゃないか」

そう思われるかもしれませんし、そうなのかもしれません。

私は”たまたま”出会いがあっただけなのかも。
もしかしたら彼に出会っていなくて、いつまでたってもお先真っ暗な人生を過ごしていたかもしれません。

でも、出会ったんです。

もしも離婚していなくて、ずっとあの頃の私のままだったら、きっと幸せにはなれていない。
正確に言うと”幸せに気づくことができていない”、そう思います。

自分のダメだったところに気づいた

これはバツイチのシングルマザーの友人とも共通していたのですが、まず、「自分1人でなんでも抱え込んでいたことが悪かったよね」という話。

例えば、ちょっとした不満でも愚痴でも、誰かに話せていたらよかったのかもしれません。
旦那さんに対する愚痴なんかは、女性の大好物なお話ですよね(笑)

今だと、Twitterなんかでつぶやくと「それわかる。うちの旦那も!」なんて共感しあえたり。
そうやって愚痴を吐くことでバランスがとれるなら、それはそれでいいんじゃないかなと思います。
ただし、旦那さんにはバレないように・・・(笑)

あと、直接旦那さんに自分の思いをぶつけてみる。
こうしてほしい、ああしてほしい、自分はこうしたい、などいろいろ感じることはありますよね。
それを言わずに我慢して、相手に合わせるだけでは自分が持ちません。
ストレスがたまる一方です。

言ったら言ったで喧嘩になるかもしれません。
でも、それは当たり前ですよね。
旦那さんは、自分ではなく”他人”だから。

別に、喧嘩になったっていいんです。
意見が違うのならぶつかるのも当たり前。
大切なのは、ぶつかったあと、どうしていくか、です。

まずはお互いにどうしたいか、そういう話をしたり、気持ちを知り合うことの大切さ
それがないと、どんどんすれ違いが起きてしまいます。

そのちょっとしたすれ違いが、結果的に離婚に繋がってしまう可能性だってあるんです。
なので、夫婦でちゃんと話す時間って大切だなと感じました。

私の場合も、旦那さんと2人でゆっくり話し合う時間、というのがほとんどありませんでした。
シングルマザーの友人も、旦那さんの仕事が多忙で、1人で子育てをしているような感覚になり、寂しさを感じていました。

でも、それをきちんと相手に伝えなかった。

今となっては、「それもダメだったねぇ~」と2人で反省しました(笑)

きちんと正直な気持ちを伝えること。
それで、伝わらなかったり、理解されなかったり、問題が解決できないようだったら、真剣に離婚を考えてもいいと思いますが、本来なら安易に離婚を考えないほうがいいとは思いますね。

する必要のない離婚なら、しないほうがいいですもの。

まとめ

「離婚して後悔しないか」

そのはっきりした答えは、他人が出せるものではありません。
人によったら、後悔する人もいるかもしれませんし、私のように「離婚してよかった!」と思う人だっています。

それに、私の場合は子どもがいませんでした。
子どもがいる夫婦の離婚だと、さらにそう簡単に決められるものではないですよね。

自分は離婚したいけど、そうすると子どもがかわいそうだ・・・
子どもにどんな影響が出るか、など、子ども優先になりますものね。

私は、子どもがいるけど離婚している人たちをたくさん見てきました。
シングルマザーの友人もそうですけど、親戚にも大勢います。

次回は、そのお話を詳しくしたいと思います。

人生一度きり。
誰だって、後悔しない生き方をしたいものですよね。
離婚することで、後悔するのか、しないのか、、、
それもじつは、全部”自分次第”だと思います。

たくさん悩んで悩んで、悩みぬけばいい。

ただ、私のように病気になってしまうほど追い込まないほうがいいと思います(笑)

決して1人で抱え込まないで、両親でも友人でも、兄弟、あるいはSNSやネットで同じ悩みを抱えている方たちや経験者たち、カウンセラーなど、話を聞いてくれる人を見つけてください。

悩みを話す、聞いてもらえるだけでも心が休まるかもしれません。

そして、いろんな人の意見を聞く。
そのうえで、自分で決める。

その材料の1つとして、この記事が役に立てればと思います。

長々としたお話を読んでいただいて、ありがとうございました。

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