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火ノ丸相撲 148話ネタバレ画バレ&149話最新情報

   

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前回

一旦は勝ちに近づいたと思われた火ノ丸
しかしそこから久世も巻き返し
双方引かず一進一退の攻防が続いた

火ノ丸相撲 147話ネタバレ画バレはこちら




火ノ丸相撲 148話 ネタバレ 最新 確定

頂上決戦!久世対火ノ丸…

両者自分が最も得意とする型で
がっちりを組み合った火ノ丸と久世…

観客はお互いが必殺の型で
組み合ったことに興奮気味に声をあげる

“ガシ”

“グ”

火ノ丸も久世も一歩も引かない

火ノ丸
(元はと言えば…てめぇに勝つために
編み出したんじゃ)

あれは新人戦での久世との対決の記憶…
左四つから巻き替え
胸を合わせて力負けした
圧倒的な体格の差

同じスタイルで同じ横綱相撲を取れば
誰もが目に見える結果

しかし今回は違う

頭を久世の胸につけ
両前ミツ

ここから百千夜叉墜へ向かう
無限の揺さぶり

創意工夫と駿海という元横綱の師匠に
巡り合った事で熟成させた
火ノ丸の進化の証

久世の胸に頭をつけ決して視線は
久世に見せない火ノ丸

その眼には以前とは違う
絶対に自信を滲ませた修羅が
住み着いていた

そしてそれを正面から受け止める久世

久世
(わかってる…
好きに暴れさせはしない)

火ノ丸を見下ろすような
視線で見つめる久世

久世
(外四つ左を差して胸を合わせたいところ
だがこれでも狙うは新人戦の再現
しかしそれが叶わなくても)

火ノ丸は駿海から久世は父大和国から
それぞれ受け取った最強の一手

互いの喉元に草薙の剣
鬼丸国綱の切っ先が触れ合う

一瞬でも気を抜けば殺られる距離

覚悟を決めた両者は
勝負を決定づけるべく
静かな攻防を開始する

ダチ高・栄大のメンバーたち

そして柴木山と駿海

それぞれが見守る中
先に揺さぶりをかけたのは火ノ丸

右手で持った久世の廻しを左に引っ張り
久世の体重移動を誘う

それを歯を食いしばって耐える久世

久世もなんとか火ノ丸の顔をあげさせ
胸を合わせようとしていく

両者一歩も引かぬ駆け引き
崩せない相手の牙城

火ノ丸
(違う…なら…)

久世
(見える…させない)

目には見えぬあまたの攻防
頭の中で先の展開を読み合い
そしてその先を潰していく両者

上手から投げたい
右手を指したい久世

揺さぶって必殺に持つこみたい火ノ丸

観客には見えない死地の中での
命を懸けた駆け引き

全ては一瞬のために

柴木山
「互角…」

天王寺
「ゆえに動けない…」

圧倒的な存在感と気迫が生み出す
独特の空気に呼吸を忘れた観客が
息継ぎをするかのように

火ノ丸と久世二振りの国宝
二つの伝説の攻防に再び歓声をあげる

“パチパチパチパチ”

観客が拍手で両者を応援するが
久世には届かない

久世が持つ自らの世界
静寂の中で感じるのはただ一つ

久世は火ノ丸が発する殺意を正面で
受け止めながら父の言葉を思い出していた

いつだったか…父が言っていた…
横綱は孤独だと…
最強故に己より先に人はなく…
道標もない…頼れるのは己のみ…

幼き日の久世

母のつぶやきにイラつく感情が頭をもたげるも
それを表に出す事なくテレビで父の様子を
じっと見ていたあの日

勝ち負けによらず
父はいつも平静だった

けど…

家に帰ってきた父のその身から漏れ出る
殺気が僕を緊張させた

父の気に障らぬよう
勝負の邪魔にならないように

久世
「お疲れさんでございます」

父に挨拶をして
「良い子」を心掛けていた

父からは相撲を取れとも取るなとも
言われた覚えはないが
気づけば僕は廻しを締めていた

父の前で繰り返す稽古の日々

今思えばその父の背中を追うことで
父に…偉大な横綱大和国に…
尊敬を伝えたかったのかもしれない

それなりに覚悟はあったと思う
ボロボロになりながら戦う
父の姿を見ていたのだから

僕にとって相撲は遊びではない

向かう先に壮絶な戦いが
待っているのも理解していた

周りが自分を大横綱の息子として
扱う事もわかっていた

偉大な父の名を自分が汚してはならぬ

父の様な大横綱になるのが
僕の使命

周りのプレッシャーと父への憧れ

強くならねば…遠すぎる父を追い…

無心で走る僕は
「相撲を楽しい」と思った事などなかった
思うことはできなかった

稽古をしていても壮絶さを極める
稽古についてこられない弟子たち

久世
「大丈夫?」

声をかけるもその声に
反応する者たちはなく

その者たちにかける声も持ち
合わせていなかった久世は
やがて父の言っていた孤独にいたる

同門の弟子たち
高校の部活の部員たちが口々にいう

「自分とは違う」
という言葉

…ああ…もしかして…これが…
父のいう「孤独」なのだろうか…

自分が父の言う孤独と向き合うことに
なったとすれば
自分の歩んでいるこの道はきっと正しい
誰にも理解されなくとも

自分以外は誰もいなくとも
この道の先にはきっと
父のいた「横綱」の頂があるはず

そう決めて稽古を積み重ねた日々
でも

目の前にある火ノ丸の殺意
その殺意はまだ衰えていない

自分は孤独の中で横綱に
そう思っていた久世は
自分の腕を「横から」掴まれる
感覚に陥る

自分の息子の取り組みを
客席から見つめる大和国

大和国「…」

先頭を走るものは孤独だ
だが横を見ろお前にはいたのだ…

お前と同じ志を持った理解者が

お前の横を走り抜けようとする
天が与えてくれた唯一無二の好敵手が!!

久世
「…」

潮くん…キミには感謝してるんだ…
三か月前…僕は使命としてではなく…
自らの意志で君と立ち合った…

新人戦で見せる火ノ丸の
力士としての品格と闘志

それに見せられて戦った久世

そして今も死闘を見せる久世と火ノ丸

その試合をじーっと見ていた
栄大の狩谷は肺からあふれる空気に
悔しさを混ぜた舌打ちを乗せてしまう

狩谷
「ちぇ…」

練習では自分たちでは絶対に
見せてくれなかった久世の表情

永遠のライバル

自らが認めるものだけを前にしたとき
久世が見せる表情

悔しさともどかしさで
つい洩らしてしまった狩谷の舌打ち

その表情を見てリアクションしたのは
狩谷だけでなく

「あの子…笑ってる…」

「大丈夫っすか?おかみさん」

久世母
「ええ…大丈夫…私が目を背けちゃいけないわよね…
平気よ…何年大横綱の妻やってると思ってるの!」

会場に来ていた久世の母は
息子が合い見えるライバルと
そして繰り広げる死闘を
胸の中で不安を抱きながらも見守る

そんな久世の母だが

「頑張れ…火ノ丸…かーちゃんが観てるぞ」

小さくつぶやかれた一言で
意識をそっちに持っていかれてしまう

火ノ丸と久世の取り組みは互角

火ノ丸
「ハッハッ」

肩で息をするようになってきている火ノ丸に…

名塚
「まずいわよ…新人戦と同じ展開だわ…」

天王寺
「この体格差で組み合いを続けても…
消耗するのは鬼丸の方や」

加納
「それに準決勝の疲労…
左腕のケガもある…長引けば不利…
だが…隙がない…」

肩で息をして肺が悲鳴を
あげ始めている火ノ丸

火ノ丸
(キツイ…すげぇ力だ…痛てぇ…
苦しい…このままじゃヤバい…シンドイ…)

否定的な言葉が火ノ丸の脳裏を
かすめる

もう目を閉じて楽になりたい
そんな誘惑に火ノ丸が
身を沈めそうになったその時

この声の主は・・・

以下 火ノ丸相撲 ネタバレ 149話 に続く



火ノ丸相撲 149話 ネタバレ情報まとめ

新着情報入り次第随時更新予定!

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