子育て云々に関して、じいちゃんばあちゃんが口を出してきてウンザリの親は多いと思う。

いきなり先輩風を吹かせられるほど、嫌なこともないだろう。
本人たちは日ごろの大変さに関わろうとしない上に、わかった風な態度で先輩風を吹かせて、
口先ばかり介入してくる。

その態度が、大きなストレスを与えているなんて きっと気づく日は来ないのだろう。

もちろん、完全にスルーして無視していいって話ではない。

ただ、ブランクが開きまくっている親世代の子育て論よりも、
今の時代に合った医療技術、育児アイテム、価値観、そして大事な子育て論というものは、
誰よりも現役バリバリの少し上の先輩方の話を聞く方がずっとマシなのだ。

昔とは環境がガラリと変わった。時代が変わった。

ボイラーがあって冷たい水はすぐに暖かくなるし、
洗濯も全自動、
離乳食も自分で作らなくても売っている時代だ。

私たちでさえ、すでに離乳食時期から5年以上経っていても、周りの環境がぜんぜん変わっていることにびっくりする。
すごいスピードで進化している。医療の観点からの子育てや育児グッズはすごい。ほんとうに。

にも関わらず、
仕事が保育士ならいざ知らず、20年前、30年前、40年前の育児の仕方が
現代にも当てはまると考える方が不自然ではないか。

だから、自分の親の言うことを鵜呑みにしていたら、大変なバカを見ることになるし、死を招くことになり兼ねない。

気を付けてほしい。

ここ最近、離乳食期の子どもに「はちみつ」を与えて死んでしまった前代未聞の事件があったが、
これに関しても どのような状況だったかまったく不明だが、
おおくの人が「はちみつ」は、生であり幼児に与えてはいけないとわかっているものだ。
常識と言ってもいいだろう。

はちみつは特殊だが、

とにかく何でもそうで、加熱していないものを与えるのは細心の注意が必要だ。

フルーツや生野菜にしたって、必ず親が試食してから、与えなければならない。
外食したときは、たとえ火が通っていても子どもが口にする物は、すべて親が先に試食する。

こんなことは当たり前であり、当然のことなんだが、
意識が低いと気が回らないのだろう。

親が口にしたものを、そのまま子どもに与えてしまう無知な親がいるのだから、それもしかたないのかもしれない。
気持ちはわかるが、生まれたての赤ちゃんに大人が唇にチューするのも大問題なんだよ。

まぁ 自分の子どもなのだから私には関係ないし、その後に苦労するのは無知な親である本人なのだから、どうでもいい話だ。だから、すべてが自己責任。

自己責任 って言葉は好きだな。
環境のせい
他人のせいにしないってことだ。

無知でバカである自分を呪うしかない。

だからこそ、ブランクあり過ぎる親の言うことは、「はいはい」と聞き流し、良いこと言ったな と思ったところだけ取り入れて、あとは現役のパパママの話に耳を傾けていけばいい。

むしろ、じいちゃん ばあちゃんが先輩風どころか、現役パパママたちの話に耳を傾けなければならない。
今の子育ては昔と違うことをはっきりと認識しなければならない。

悲しいかな、

親は、満足に子育てができなかった(しなかった)ことで、孫で解消しようとしている。
自分の不満足を、世代を超えてぶつけているのだから世話ないな、と思う。

親子仲良く、風通しよく、
気持ちいい子育て環境のためには、じいちゃん ばあちゃんは子育てには口を出さないことだ。
口を出さなくていいから金を出せ。

それがじいちゃんとばあちゃんの役目だ。

金も出し渋るようなじいちゃんばあちゃんは、正直、信じられない。
あり得ない。

理解ができないわ。
孫が可愛くないのだろう。