川嶋かえ
2017年5月6日12時07分
千葉県松戸市で暮らしていたベトナム国籍で小学3年の女児(当時9)。3月末に殺害されて見つかったが、今でも「大切な家族」と女児を思い、遺族を支える一家がいる。
「いろんな人からメッセージをもらい、心からありがとうと伝えたい」。父親のレェ・アイン・ハオさん(34)は5日朝、松戸市の自宅で報道陣に語った。その様子を渡辺広さん(44)は少し離れて見守った。
近所に住む渡辺さんにとって、女児は我が子のような存在だった。
出会いは1年半ほど前のこと。「ベトナムの女の子が同じクラスに転校してきたんだ」。息子(10)にそう教えられた。やがて家族ぐるみの付き合いが始まり、女児の母親(30)が帰国中はハオさんが仕事から戻るまで女児を預かった。
ともに食卓を囲み、宿題を教え…
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朝日新聞社会部