感染性胃腸炎の原因と症状とは?潜伏期間はどのくらいか?です。感染症胃腸炎に感染すると、吐き気や下痢に見舞われてしまい、食欲が落ちてしまうので体が弱ってしまいます。感染するので二次感染、集団感染には注意が必要です。そんな感染症胃腸炎の原因と症状を知ることでいざという時に予防することが出来ると思います。
感染性胃腸炎の原因と症状とは?潜伏期間はどのくらいか?を紹介します。
感染性胃腸炎がお子さんにも起こることがあります。それは胃腸風邪と呼ばれています。お子さんが突然、前触れもなく嘔吐をすることがありますよね。これは胃腸風邪の症状で、親としてはつらそうで、見るのも嫌になるのですが、そんな感染症胃腸炎が家族に感染するということは珍しくありません。今回は、感染症胃腸炎の原因と症状、潜伏期間についてになります。
感染性胃腸炎の原因とは?
感染性胃腸炎の原因は、ウィルスの場合と細菌の場合があり、感染経路が違います。食べ物に関する場合を説明します。
ウィルス性の場合は?
ウィルス性では、ノロウィルスだと、生カキ、アサリといった二枚貝や生野菜、ロタウィルスでは、飲料水、食べ物では主に二枚貝になります。
札幌で発見されたサポウィルス、プール熱と呼ばれるアデノウィルスもあります。
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細菌性の場合は?
細菌性では、サルモネラ菌が玉子、加熱不足の肉、生肉、乳製品からになり、病原性大腸菌は、お弁当や乳製品、腸炎ビブリオは、刺身からになります。
感染症胃腸炎の予防は?
感染症胃腸炎を予防するためには、まずは、手洗いをしっかりと行うようにしましょう。
しっかりというのは、よく手を洗うことはもちろんですが、外出した後、トイレ後、食事の準備の前といったときにもちゃんと手を洗うということです。
手を拭くためのタオルは、ずっと同じタオルを使用せず、まめに洗濯された清潔なタオルに交換するようにしましょう。
料理は、生で食べるのは避け、加熱する時は85度以上を1分以上します。
調理器具は、漂白剤または熱湯を15分以上で消毒することです。
感染性胃腸炎の症状とは?
感染症胃腸炎の症状ですが、ウィスル性と細菌性で症状に差があります。
主な症状としては、
脱水症状、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱、倦怠感、血便、鼻水、咳です。
ロタウィルスでは、まれにですが、便が白っぽくなります。
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感染性胃腸炎の潜伏期間は?
感染症胃腸炎の潜伏期間ですが、これもウィルスによって潜伏期間が変わります。
- ノロウィルス・・・1日~2日
- ロタウィルス・・・1日~3日
- アデノウィルス・・・5日~7日
- サポウィルス・・・1日~3日
と言われております。
潜伏期間から最初の症状は、吐き気になります。
その後、徐々に胃から腸へ下がっていき、下痢になります。
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まとめ・感想
- 感染性胃腸炎の原因と症状とは?潜伏期間はどのくらいか?を紹介しました。原因としては、食べ物からと、手からということで、経口感染が多いです。このことから外から帰ったら手洗いうがいをすること、生で食べないようにすることで感染症胃腸炎は予防することができそうです。感染症胃腸炎になってしまうと、下痢や嘔吐で大変な事になりますので、常日頃から心がけたいですね。潜伏期間は、だいたい1日~3日です。
最期までお読みいただきありがとうございました。