どうも、こんにちは!カテキンです。
いきなりですが、みなさん日本語正しく使えてますか?「煮詰まる」や「確信犯」などはよく間違った日本語として取り上げられています。
まぁ、そんなことを言ったカテキンは日本語得意じゃないです(笑)
学生時代は国語が大の苦手でしたね。
そんな中、先日こういう言葉を聞きました。
「お辛いですね」
みなさんも聞いたことがあるかと思います。薬学部に通っているカテキンも、患者さんに共感するときにとても便利なので使っていました。
しかしこの言葉、違和感ないですか?
よくよく考えてみると形容詞に「お」を付ける用法なんて他にあるでしょうか。疑問に思ったので調べてみました。
「御」の使い方
「御」の用法について調べてみました。
一般名詞
一般名詞に付き、尊敬語・丁寧語を作る。
動詞
動詞の連用形に付く。ただしサ変動詞に対しては語幹(「する」を除いた形)に付く。
続く語によって敬語の意味が異なり、「になる」などを伴うと尊敬語、「する」などを伴うと謙譲語になる。たとえば「作る」に対し「お作りになる」は尊敬語、「お作りする」は謙譲語である。
人名
室町時代以降、接頭辞「お」が付いた女性名が広まった。原則として、仮名で2音の名に「お」を付け「お○○」(表記はさまざま)の形になる。
「於」「阿」と書かれることもあった。「阿」は本来は「お」とは読まないが、中国語で愛称を作る人名接頭辞「阿」に影響されたと見られている。
なお、より古い時代の『太平記』に「御妻(おさい)」という呼び名が記録されているが、これは地位にちなんだ候名であり、特定の人物を指し示す名ではない。
wikipediaより引用
これによると一般名詞、動詞、人名に「御」を付ける用法はありましたが形容詞に付けるという用法はありません。
「辛い」は形容詞ですので、これによると間違った日本語になります。
「お」を付ける形容詞
「お辛いですね」以外にも「お」をつけて使われている形容詞があります。お美しい、お優しいなどですね。
丁寧な言い方として結婚式などでよく耳にしますよね。どれも日常で使われる言葉で違和感はあまりありません。
しかし、同じ形容詞である「お楽しい」には違和感というか、これは間違ってるなって一瞬でわかります。「お楽しみ」だったら分かりますが、形容詞につけるのはやはり間違っているのでしょうか。
相手の様子だったらOK?
ここでひとつの発見が。「お辛い」「お美しい」「お優しい」は相手の様子を表現している。辛いのも相手だし、美しいのも相手。
一方先ほど挙げた「楽しい」は自分の感情を表現しています。なので、そもそも敬語にする必要がないから「お」を付けると違和感があるという仮説を立てました。
これは世紀の大発見。
カテキンの時代の到来だぁ!!
我ながらすごい発見をしたと思いました。これで、日本語界で一躍有名に・・・
しかーし、相手の様子を表現している「素晴らしい」に「お」をつけてみましょう。
「お素晴らしい」
なんか違和感じゃないですか?w
カテキンの予想は一瞬にして崩壊してしまいましたね(笑)
どうやら相手の様子を表現する形容詞でも使えないモノもあるみたいです。
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みなさんはどう思う?
こんな記事を書いたのに申し訳ないですが、結局カテキンはこの問題に結論を出すことができませんでした。
個人的には間違ったものだと思います。だって、「お」を付けていい形容詞とダメな形容詞があるなんておかしくないですか?
そんなこと辞書には書いてないし、間違った日本語が定着しちゃったのかなぁーって思ってます。
そもそも理系のカテキンにはこの問題は難しすぎたのかもしれません。
誰か知識のある人、教えてください(笑)
ってことでみなさんにアンケートをとります!
「お辛いですね」は正しい日本語?
— カテキン@はてなブログ (@bokutuber) 2017年6月10日
ご回答よろしくお願いします!
では、問題を投げ出したカテキンでした(笑)
ばいなら~!