こんにちは、きめらん(@KarelieNet)です。MacにLinuxをインストールしたいけど、今までの蓄えてきたメモのデータはどうしようって思いますよね。実はmacOSのメモをマルチプラットフォームで使えるようSimplenoteに移行する方法を見つけたんで紹介するよ。
このSimplenoteを使えばマルチプラットフォーム対応にもなるから、iOS、Android、Windows、macOS、Linuxの全てで同期できるようになって、めっちゃ便利!!自分もiPhoneとAndorid両方使ってるし、職場でもたまにWindows使ってるから、前に比べてとても便利になったよー。
目次
macOSのメモをマルチプラットフォームで使えるようSimplenoteに移行する方法
作業の流れとしては、
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macOSの「メモ」を「Exporter」で書き出す
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「Simplenote」のアカウント作成
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「nvALT」(文章管理アプリ)ダウンロード
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「nvALT」に「Simplenote」のアカウント設定
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書き出したメモデータを「naALT」に読み込む
の5つの手順で説明していくよー。
macOSの「メモ」のデータを「Exporter」を使って書き出す
まずは、「Exporter」を使って、macOSの「メモ」のデータを書き出す。なので、macOSのApp Storeから「Exporter」をインストールしよう。
インストールしたら、起動させよう。すると下図のような画面が表示されるので、白丸部分をクリックし、メモデータを書き出そう。フォルダもちゃんと分けられて書き出される。ちなみに書き出しに対応しているのはテキスト形式で保存されているメモのみなので注意しておこう。
「Simplenote」のアカウント作成
次にSimplenoteのアカウントを作成しよう。
「nvALT」(文章管理アプリ)をダウンロード
次に「Simplenote」に書き出したメモデータを読み込ませたいのだが、オフィシャルでは対応していないので、macOSの「nvALT」っていう文書管理アプリを使って読み込ませる。
上記のページからアプリケーションをダウンロードしよう。
この「nvALT」もなかなかいい文書管理アプリで、以前はよくお世話になったなぁ。いろいろな機能があるんだけど、ちょっと癖があるから万人向けではない。
で、ダウンロードしたらインストールして、起動させてみよう。
これだけでは、ただの文書管理アプリなんだけど、このアプリは「Simplenote」に同期させる機能があるので、上部メニューの「nvALT」→「Preferences…」にあるアプリケーションの環境設定で同期の設定をしよう。
「nvALT」に「Simplenote」のアカウントを設定
アプリケーションの環境設定を開けるとこのような画面になるので、上部の「Notes」を選び、「Synchronize with Simplenote」にチェックを入れて、「Login」「Passwoerd」の項目に、さきほど作成したSimplenoteのアカウント情報を入力する。
問題なく設定されれば、「Login」項目の右にあるサインが緑に変わる。
書き出したメモデータを「naALT」に読み込む
最後に、「naALT」に書き出したメモデータをインポートしていく。
「naALT」のメニュー「Note」→「Import」をえらび、「Exporter」で書き出したテキストファイルを選択し、インポートしよう。
macOSのメモでフォルダ分けしていたものを「Simplenote」でも引き継ぎたい場合は、インポート時にひと手間かける必要がある。まず、「Simplenote」では「フォルダ」で分類することはでいないが、「タグ」によって、分類することができる。フォルダ分類よりもタグ分類のほうが優れている点は、一つのファイルに対して、複数のタグを割り当てられることができる点だろう。
分類を引き継がせるためには「フォルダ」ごとに書き出されたファイルを、それぞれと別々にインポートする必要がある。そして、フォルダをインポートしたあとに、「naALT」でその読み込んだファイルにたいして「タグ付け」をしていけばいい。
そうすればこのようにmacOSのメモデータを分類を維持したまま「Simplenote」に落とし込むことができる。
「Simplenote」の真髄はマルチプラットフォーム対応
「Simplenote」を使うことのメリットはやはりマルチプラットフォーム対応だということ。それぞれのアプリは「Simplenote」で紹介されているので、みなさんの環境にあったものをインストールしてね。