百田尚樹氏の一橋大学での講演が中止に追い込まれた事件に関して、いろいろ調べてみると面白いことが分かってきた。
皆さんも多分ご存知だと思うが、ネット上での署名運動サイトで有名な「Change.org」に関してのことだ。
俺も一度だけこのネット投票に参加したことがある。
アメリカ・グレンデールでの慰安婦像設置に関する署名だ。
10万筆以上集まればある程度の効力を発揮すると謳われていた「Change.org」だが、結局なんの足しにもならず、グレンデールには今も慰安婦像が設置されたままだ。
あの件依頼、徒労感というか、このサイトの無力を痛感した人も多いと思う。
その「Change.org」だが、今回の百田氏の講演妨害運動に一役かっていた。
百田氏のツイートに付けられた返信に、気になるツイートがあって、その先を調べると面白いことが分かったので紹介したい。
まずはツイートから。
一橋学園祭への外部介入団体が呼びかけ人のhttps://t.co/rNPVqWlPhfキャンペーン
おかしいですね、2つとも賛同者の数がほぼ同数。
11812人と11819人
しかも2つ目の企画は、6月8日に掲載したばかり。
どういう仕組みか、どなたかしりませんかね? pic.twitter.com/MA3ko3e6Je— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2017年6月8日
他の方も指摘されていますが、百田氏の講演中止自体には反対だった方も、今回の新たなキャンペーンによって、ARICに対して不信感を募らせています。これはチャンスだと思います。 pic.twitter.com/USt2AxAxeN
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2017年6月8日
https://t.co/rNPVqWlPhf自体、どういう性質のものか。これが如実に物語っていると思います。
ARICの頁の造りが他と比べて洗練されているのも、賛同者が全く同数なのも、もしかしたらこの辺りにヒントがあるのかもしれませんね。 pic.twitter.com/zKjxCGUIKF— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2017年6月8日
2目の写真では、もう一つのキャンペーンと11819で同数ですね。
これは関連キャンペーンには自動的に賛同することになる、というプログラミングがサイトのデフォルトとしてなされているとまずは考えられますが、どうなんでしょうか?— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2017年6月8日
HTML上、最初の数字を0〜∞に設定する事は出来ますね。ブログでもこの設定は簡単に出来ます。
ただその設定が出来るシステムかどうかまでは確認出来ませんが。。。ただこのサイトのスタッフを検索すると「のりこえねっと」「保育園落ちた日本〜」が出て来ますね。
ということは。。。?— NMB48てっぺんとったんで! (@yamada7_nmb48) 2017年6月8日
夜分に失礼します。別個の署名活動に見えますが、Nathanさんがあげられている二つの画面は同じキャンペーンのものです。https://t.co/lue0mYtZ2rでは呼びかけ人が活動の進捗を定期的に報告する仕様になってまして、その画面にも署名欄が表示されるので紛らわしいですね。
— Tokiota (@maravillajapon) 2017年6月8日
元のキャンペーンはこちらです。https://t.co/8x5Mh6Fxm9
下にスクロールしていくと「キャンペーンについてのお知らせ」というのが出てきますので、そこを見て頂くと分かると思います。— Tokiota (@maravillajapon) 2017年6月8日
上記のツイートされている中で、「NMB48てっぺんとったんで! @yamada7_nmb48」さんのツイートが気になって調べてみると。
Change.orgスタッフの中に多くの韓国系、中国系のスタッフがいるのも気になるのだが、この中に二人の日本人スタッフがいる。
まず最初のハリス鈴木絵美氏について調べてみると。
ハリス鈴木絵美(ハリス すずき えみ、1983年 – )はChange.org日本代表。
アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、高校卒業まで日本で過ごす。米国に渡りイェール大学に入学。卒業後は、マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントを経て、バラク・オバマの選挙キャンペーンスタッフを務める[1]。選挙後は、インドへヨガに行ったり、ピースボートなどを経験した[2]。2012年、「Change.org」の日本代表に就任し、日本に帰国。
主張・活動
2013年8月、松江市教育委員会が「マンガ『はだしのゲン』」を、市の小中学校に閲覧制限を求めた。これに反対する署名活動が、自身が代表を務めるChange.orgで行われたことに関して、「7日で2万人以上の署名が集まって、あんなに展開が速いとは……と私たちも驚いています。」「“参加しないほうが良かった”と言う人はいません。」と発言した[3]。
次に武村若葉について調べてみると。
20160517 のりこえねっとTV「シリーズ性と国家 Vol.6 『保育園』を巡る女たちの闘い」 武村若葉×西村光子×北原みのり
「 #保育園落ちたの私だ」無名の母親たちが起こした、空気に対する革命
3月9日、私は衆議院議員会館の会議室にいた。「#保育園落ちたの私と私の仲間だ」を掲げた署名が2万8千人分集まり、それを国会議員に手渡す催しがあると聞いて取材に来たのだ。
この署名は匿名の女性が発信者で、Change.orgというオンライン署名サービスで集まったものだ。取材に誘ってくれたのも、Change.orgの広報・武村若葉氏だった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakaiosamu/20160314-00055411/
いやはや、なかなか香ばしい方々のようで。
これらの面々を見ると、「このサイトの個人情報管理は大丈夫かいな」「悪用されてるんじゃないだろうな」と思われる方もいるのではないだろうか。
京都の観光名所などで、極左系の団体の爺さん婆さんが修学旅行の中学生たちを相手に署名活動を行っているのをたまに見る。
もちろんそれは政治色の極めて強いテーマに関しての署名活動だ。
純朴な生徒たちが数名、その爺さん婆さんたちの話を聞いて署名をしているのだが、俺は近寄って制止してやりたい衝動に駆られたことが何度もある。
「おい、その署名は使いまわしされるぞ!」と。
俺はこの「Change.org」が、極めてサヨク色の強いものだと初めて知った。
「今更なに言ってんだ。そんなことも知らなかったのか」とお叱りを受けるかもかもれないが、俺のような人も他にまだ多いように思う。
今回、百田氏の講演を妨害した連中もこの「Change.org」を使っていたわけだが、果たしてその賛同者の人数は本当に存在するのだろうか・・と、疑念を持たざるを得ない。
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