電柱作業で男性感電 重体
10日未明、JR北陸線の南福井駅の構内で、線路脇の電柱に上って部品のとりつけ作業をしていた男性作業員が感電し、全身にやけどを負って重体となっています。
10日午前2時すぎ、JR北陸線の南福井駅の構内で、線路脇の電柱に上って作業をしていた金沢市の電気工事会社の社員、長田靖史さん(41)が感電しました。
長田さんは全身にやけどを負い、福井市内の病院に運ばれましたが重体となっています。
警察やJRによりますと、長田さんは事故当時、電線を支える鋼鉄製のブラケットと呼ばれる部品を電柱に取り付ける作業をしていましたが、何らかの理由でブラケットが電線に接触し、感電したとみられるということです、事故当時、地上には他に17人の作業員がいましたがけがはありませんでした。
警察では事故の状況や原因を詳しく調べています。
また、この事故で停電がおきたためJR北陸線は上り線の鯖江駅から芦原温泉駅の間で一時、運転を見合わせました。