シートン俗物記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-06-07

[]レイプセックスではなく暴力です

先日、以下のような話がありました。


性犯罪被害」不起訴女性が会見 国会でも議論

性犯罪被害を受けたのに、相手不起訴処分になった」として検察審査会に不服の申し立てをしたフリージャーナリスト女性が素顔と名前を明かして異例の記者会見をし、再捜査を求めたうえで、性犯罪法律捜査について問題提起をした。刑法厳罰化法案について議論した衆院本会議で2日、この問題が取り上げられた。

http://www.asahi.com/articles/ASK617F3CK61UTIL04V.html


28女性山口敬之氏が乱暴」 不起訴処分検審申し立て

TBS記者ジャーナリスト山口敬之氏に酒を飲まされ乱暴されたとして、警察に準強姦容疑で被害届を出していた女性28)が29日、東京地検不起訴処分を不服として検察審査会審査申し立てた。女性都内記者会見し、明らかにした。

 女性によると、15年4月都内山口氏と会って食事をした後に記憶をなくし、目覚めたらホテルの客室で裸にされ、山口氏が上にまたがっていたとしている。警視庁被害を届けたが、東京地検は昨年7月嫌疑不十分で不起訴とした。

 女性は、担当警察官から「昨年6月逮捕状を取ったが、警視庁幹部の指示で逮捕を取りやめた」と説明を受けたと主張。

https://this.kiji.is/241873650551555573?c=51548125355900932


被害者が憤るのも当然ですし、この件にはきな臭い話も絡んでいるようですが、そのあたりは追々触れていくことにします。私が問題としたいのは、相変わらずセカンドレイプに努めるクソ連中が湧くことです。

つまり、


「男と二人きりで酒飲んだら犯されても当然。そういう状況に身を置いた女の自業自得


というような理屈ですね。

女性(に限りませんが)の立場に身をおいても、到底許し難いゲスな言い訳ですが、男の立場としても到底許容できるものではありません。

なぜなら、そのような理屈蔓延するようなら、女性も「自衛」に努めざるを得なくなります。ここでの「自衛」は“男と二人きりで酒を飲まない”ということになるからです。


私は、女性を時々食事に誘って飲みに出かけたりします。そこでは相手を口説こうという場合もありますし、そうではない場合もあります。ただ、どちらにせよセックス相手同意を得てから、というのは変わりません。無理強いしようとは思わない。

なのに、女性自衛内面化するとなったら、女性食事に誘うのもままならなくなります。食事に誘った途端、後ろを向いて逃げ出すことでしょう。なにせ“一緒に食事に行ったら犯されても文句は言えない”、のですから。


私としてはそんな「自衛」が蔓延するのもごめんですが、クソ連中は女性を誘うこともままならなくなるのは構わないのでしょうか?

いい加減、でたらめな理屈加害者を庇おうとするのはやめた方が自らのためだと思うのですが。


ハッキリ言っておけば、レイプセックスではなく暴力に過ぎません。相手意識朦朧とさせてコトに及ぶ、なんてのはそんなに楽しいですかね。到底面白くもなさそうですが。では。


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