森友、加計、改憲宣言…すべての裏に「日本会議」の異常
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「総理のご意向」というレッキとした行政文書があるのに、「私の意向は入りようがない」と、いまだに知らぬ存ぜぬを決め込んでいる安倍首相。しかし、安倍官邸が直接「加計問題」に関与していた疑いが浮上してきた。
なんと、2年前の2015年4月、加計学園の獣医学部が開学される今治市の職員が、総理官邸を訪れていたのだ。ちょうど、安倍内閣が獣医学部の新設を閣議決定する2カ月前のことだ。市町村のいち職員が官邸を訪れるのは異例のことである。やっぱり、たまたま加計学園が「国家戦略特区」の事業者に選ばれたのではなく、最初から“加計ありき”だったのだろう。加計問題は官僚の忖度ではなく、安倍官邸が直接、主導した可能性が高い。
それにしても、加計学園の加計孝太郎理事長といい、森友学園の籠池泰典前理事長といい、どうして安倍夫妻と親しい人物ばかりが国家から恩恵を受けるのか。