少し挑戦的なタイトルですが、本当にぼくの作り方より美味しい家カレーのレシピがあったら教えてほしいです。
それぐらい自信があるレシピです。食べログの評価で3.5以下の店だったら、絶対負けません。有名店と勝負できるカレーが、自宅で作れます。
ぜひ旦那さんや彼氏に作ってみてください。美味しすぎて、超絶ビックリするはずです。
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すぐる特製!絶品ポークカレーの作り方
ぼくはレシピ本が好きで、40冊以上持っています。そのなかでカレーのレシピ本は10冊もあります。それくらいカレーが大好き。
とくに東京カリ〜番長の水野仁輔さんを尊敬していて、ぼくのレシピは水野さんのレシピを参考にしています。
ちなみにカリ〜番長の水野さんは、こんな人。
カレー仕込みつつインタビュー!「究極の日本カレーとはなにか」 | インドカレーVS欧風カレー!究極の家庭料理対決 | 水野仁輔 | cakes(ケイクス)
男性12人組の出張料理集団「東京カリ〜番長」の調理主任である水野仁輔さん。今回、水野さんが、家庭でできる究極のカレーを2種類つくってくれることになりました。読み進むうちにわかってきますが、水野さんは、とんでもないカレーの求道者です。まずは、仕込みをしながら、お話をうかがっていきます。
cakes.mu
ぼくのカレーの作り方のこだわり
ささいなことですが、美味しいカレーを作りために自分なりのこだわりがあります。
・こだわり1:カレールーは2種類を使う
カレールーはZEPPINとジャワカレーを半分ずつ使っています。ZEPPINはコクがあるカレールーで、ジャワカレーはスパイシーなカレールー。この2つを合わせると味に深みが出ます。市販のルーで、かなりレベルの高いカレーができます。本当にこだわっている人はスパイスから作るんですけど(笑)。
・こだわり2:肉は豚バラブロック
関西の家カレーは牛肉を使うのですが、ぼくは豚肉派。実家が豚肉を使っていたのも理由の1つ。でも、それ以上に豚バラのほうが肉の旨味とかジューシーさが出ます。
・こだわり3:じゃがいもは入れない
家カレーに入っているじゃがいもが好きっていう人も多いと思います。でも、ぼくは入れません。じゃがいもを入れると、途中で溶けてしまってカレーの味がぼやけてしまいます。
・こだわり4:家カレーに入れる酒はビール
家カレーに入れる酒ですが、赤ワイン・白ワイン・梅酒・ビールあたりを入れるとおいしくなります。
赤ワイン・白ワインは上品な仕上がり。梅酒は少し甘めのコクのある味わい。そしてビールを入れると、ちょうどいい苦味が出てうまさを引き立てます。ぼくはビール派です。ワインも捨てがたいけど。
材料(4人分+おかわり)
このレシピの弱点は材料が多いことと手間がかかることなんですよね。でも、手間をかけた分、本当に美味しいカレーができます。
・豚バラブロック:500g
・マッシュルーム:6個
・にんじん:1/2本
・セロリ:1/2本
・にんにく:2かけら
・しょうが:1かけら
・トマト:中1個
・玉ねぎ:中2個
・ヨーグルト:大さじ3
・ビール200cc
・バター:30g
・クミンシード:小さじ1→クミンの種。スーパーで売ってます。
・赤唐辛子:2本
・ローリエ:2枚
・コンソメの素:1個
・水:600cc
・カレールー:6皿分
-----------お好みで---------------------------------
・粉チーズ:大さじ1→コクがでる
・ソース:小さじ1→味の深みが増す
・みそ:小さじ1→味の深みが増す
・マスタード:小さじ1/2 →酸味
※ぼくは全部入れています
作り方
1.マッシュールーム3個(残りは4つ割り)、にんじん、セロリ、にんにく、しょうがをすりおろします。これ面倒ですが、これがおいしさの秘訣。少量の水を入れて、フードプロセッサーやミキサーで粉々にしてもオッケー!
2.豚バラブロックを大きめに切って、先に油で炒めておきます。肉の色が変わったら、器にうつします。
3.さきほどの鍋を、油はそのままにして少し冷まします。そのあと弱めの中火にして、バターとクミンシードを入れます。ゆっくり熱すると、クミンシードのスパイシーな香りが出てきます。
4.クミンシードの香りが出たら、粗みじん切りにした玉ねぎを入れます。中火できつね色になるまで炒めます。途中、鍋の温度が上がりすぎたときは、水を20ccほど入れると鍋の温度が下がって焦げにくくなります。
これくらいになるまで炒めます。
4.ヨーグルト、すりおろした野菜、みじん切りにしたトマトを入れて、水分がなくなるまで炒めます。
5.水分がなくなったらビールを入れて、アルコールを飛ばします。
6.炒めた肉とマッシュルーム、赤唐辛子、ローリエ、コンソメの素、水を入れて沸騰させます。沸騰したら弱火&フタをして、20分煮込みます。アクはこまめに取ります。アクを取らないと雑味がでるので、手間ですがアクは取ってください。
20分煮込むと、こんな感じに。
7.20分煮込んだら、カレールーと粉チーズ、ウスターソース、みそ、マスタードを入れて10分さらに煮込みます。
これで完成!
【補足】ぼくは味が濃いほうが好きなので、水の分量が少なめになっています。完成したカレーを味見してみて、味が濃すぎる場合は水を追加して調節してみてください。
絶品カレーをめしあがれ
このポークカレー、味の奥行きがあるカレーに仕上がっています。さまざまな風味がカレーという枠に収まって、1つにまとまっています。辛さと酸味とコクのバランスが絶妙です(自分で作っておいてなんですが…)。
ゴロッとした豚肉を噛むと、豚肉の旨味がジュワッと出てきて美味しい!ルーとご飯をまぜて食べれば、カレーのおいしさが何倍にも膨らんで口のなかを満たしてくれます。おかわり確定のウマさ!
1日目はフレッシュなできたてのおいしさ。2日目はまろやかで深みのあるカレーを味わうことができます。ぜひ味の変化も楽しんでみてください。
まとめ
自画自賛ですが、ぼくは本当にこのカレーが好き好きでたまらなくて、カレーがなくなると毎回「ジーザス!」と叫びたくなります。
ぜひこのレシピでカレーを作って、彼氏や旦那さんに食べさせてみてください。絶対に胃袋をギュッとわしづかみにできます。
あと、うちの家カレーのほうが美味しいという方がいたら、ぜひfacebookかtwitter経由でメッセージをください。家カレーの頂点をともに目指しましょう!