海外旅行で気になる事が多いワキガの臭い。でもどうして日本人は体臭が弱いのか？

柔道やレスリングなど、肌を密着させるスポーツで、
意外に強力な“武器”となるのは、体臭である。



とくに、外国の選手との対戦では、ワキガのにおいに
息がつまることもあるという。

事実、意外にあっけなく負ける日本人には、
相手のワキガに負けるケースもあるそうだ。


※イメージです
欧米人やアラブ人に比べて、日本人は体臭が薄い。

それは、日本人に、アポクリン腺をもつ人が少ないからである。

アポクリン腺は、わきの下や乳首の周囲、恥毛部分に分布し
ている汗腺のこと。


ここから出る液じたいは無臭なのだが、肌にすみついている
細菌がその分泌液を分解すると、強烈なにおいを発するようになる。


↑アポクリン腺の刺激臭を抑えるデオドラント

白人や黒人には、このアポクリン腺をもつ人が多いが、
日本人の90パーセントは、退化している。

臭いの素そのものが絶たれているのだ。

もっとも、欧米では、あのにおいがセクシーだといって、
できるだけにおいのきつい人を探している人もいるそうだ。