どうも!こばやしです。
今回はマネーネタ。セミリタイアについて。
皆さん、仕事って楽しいですか?
誰しも1度は、辞めたいと考えたことがあると思いますし、宝くじで7億当たったら仕事辞めるのになーみたいな妄想をしたことがあるでしょう。
私もよくそんなことを考えます。
今回はそんな話。
目次
仕事を辞めた後の収入源は?
さて、そもそもセミリタイアとは、無職になって完全にはリタイアしないまでも、パートタイムなどの軽い労働に切り替える。
一定の収入を得るために仕事はしているものの、リタイアに近い生活をする生き方のことです。
一般的には、セミリタイアする前にある程度のまとまった資産が必要と言われています。
パートタイムなどの軽労働だけでは、やはり心もとないですからね。
さらに、パートタイム以外の収入源も確保しておきたいもの。
株式の配当金収入だったり、ブログなどのアフェリエイト収入などが挙げられます。
セミリタイアとは少し違いますが、一般的なサラリーマン的な労働から離れた生き方をしている例としては、イケダハヤト氏などでしょうか。
彼はそれこそ、ブログの収益で生計を立てています。
ただ、まとまった金額を毎月コンスタントにブログで稼ぐのは、正直言って至難の業。
私自身、単月ならイイ線いったこともありますけど、継続性という部分が難しいんですよね。
その点、株式の配当金(分配金)は違います。
きちんと銘柄を選べば、安定的に収入源になってくれるのです。
例えば、3,000万円の資産があるとします。
これを配当金利回り3%の銘柄で運用したと仮定します(税金は考慮せず)。
3,000万×0.03=90万円
90万円を12で割ると、1か月あたりは7万5000円になります。
それにパートタイムでの賃金を計算にいれます。
時給1000円で実働は5時間
それを週3~4日で勤務したとする…
1000円×5時間×16日=8万円
配当金の収入と合わせると、額面で月15万5,000円となります。
まあ、ここから税金や保険料などが引かれるので、決して裕福では無いでしょうね。
ちなみに、奥さんも同じようにパートタイムで働けば、生活面はさらに改善します。
持ち家などがあり、かつ子供が独立しているような年齢になれば、充分やっていけるのではないでしょうか。
通勤電車に揺られ、会社の人間関係や重責に苦しむことから解放されるのですから、多少の倹約も已む無しです。
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セミリタイアにおすすめ銘柄
では実際に、おすすめの銘柄を紹介します。
投資する先はアメリカです。
株式投資というと、日本人である我々はどうしても日本の株式をイメージしがち。
トヨタやソフトバンク。ソニーやNTTなんかですね。
しかし、長期に渡る安定した株主還元を考えると、断然!アメリカへの投資です。
これは歴史が証明しています。
過去記事でも、詳しく取り上げています。
また、長期的な安定を考えると、分散投資がベターです。
よって、米国株のなかでもETFへの投資がおすすめ。
ETFは個別株投資とは違い、非常に多くの銘柄に投資します。
そのため、リバランスや株価の一喜一憂に左右されない点が、精神的な安定につながります。
今回はその米国ETFのなかでも、セミリタイア向けの3銘柄を厳選しました。
BND (バンガード・米国トータル債券市場ETF)
分配金 ☆☆☆
安定性 ☆☆☆☆☆
成長性 ☆
まずはBNDです。これはとにかく元本を減らしたくないという人向け。
その利回りはさほど高くはなく、2.4~2.5%前後です。
信託報酬は0.05%というのも嬉しい。
PFF (iシェアーズ 米国優先株式 ETF)
分配金 ☆☆☆☆☆
安定性 ☆☆☆
成長性 ☆☆
続いてPFF。日本では馴染みの浅い、優先株式に投資するETFです。
議決権などの権利が薄い代わりに、分配金をたくさん出すというものが、優先株式です。
私は、一般人に議決権など不要と考えますのでメリットは多いと思います。
現在の分配金利回りは、5.65%。
これは驚異的な数値ですね。
BNDと同じく毎月分配されるのも、セミリタイア生活には心強いです。
このように金融系の優先株式を多く持つことから、PFFは平常時には債券のような安定性がありますが、○○ショックといった暴落時には脆さがあります。
この辺りが大きな違いです。
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HDV (iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)
分配金 ☆☆☆☆
安定性 ☆☆☆
成長性 ☆☆☆
最後にHDV。
組み入れ上位銘柄はエクソンモービルやAT&T、ベライゾンやジョンソンエンドジョンソンなど。
米国の高配当株式に特化した商品です。
分配金利回りは3.24%ほど。
4半期ごとに分配する点は、BNDやPFFと違いますね。
また、先に挙げた2銘柄は、安定性が特徴でしたが、HDVは成長性に期待できます。
期待できるといっても、高配当銘柄な分、成熟した企業へ投資するわけですから、VTIやVOOなどに比べると成長性には劣ります。
あくまでも債券と比べると、という意味です。
信託報酬は0.12%と低いです。
セミリタイアという長期的な部分を考えると、コストが低いに越したことはないですからね。
まとめ
さて、いかがでしたか?
セミリタイアにおすすめの米国ETFを3つ紹介しました。
いずれも、安定した分配金収入をもたらしてくれます。
しかし前提として、数千万円の資産を形成して、そのうえでの分配金ですからね。
若いうちは、成長性の高いVTIやVOOなどの米国ETFに投資して、効率的に資産を増やしましょう。
それと、安定的な収入という点では、労働に勝るものはありません。
しっかりとした準備と計算をしたうえで、セミリタイアに乗り出したいものですね。
また、今回の記事を作成するにあたって、以下のサイトを参考にしました。
非常に高いクオリティと豊富な情報量が魅力です。