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今回は「おできには野草が効く」です。
おできができるのは、食生活がおおいに関係しているといわれています。
おできができやすい人は、日ごろから、砂糖がたくさん含まれている、チョコレートやケーキ類などのとりすぎ、あるいは、脂質が多い肉類をたくさん食べ、野菜不足といった人に多いといわれています。
おできの予防、治療にはこれらの食品をできるだけ多食しない、また、控えることが大切のようです。
次に、野草を用いた、おできの民間療法をご案内します。
お茶にして飲む
ドクダミ、タンポポ
ドクダミ
ドクダミは昔から、民間療法として用いられていますが、おできにもよく効きます。
ドクダミの香りの成分には、抗菌、抗カビの作用があります。
おできには、新鮮な葉を洗い、和紙に包んで火にあぶって患部に当てても効果がありますが、同時に、乾燥させた茎や葉を、お茶代わりに飲むとなお効果的です。
おできができやすい人は、ドクダミ茶を常飲するとよいでしょう。
ドクダミは、初夏の開花期に地上部分の全草を刈り取り、よく洗って陰干しにしてから保存します。
タンポポ
タンポポの茎、葉、根をすりおろしたものを患部につけます。
これと併せて、
水600mlに乾燥根10gを入れ、半量になるまで煎じます。
この煎じ汁を飲むと、いっそう効果があります。
消炎作用のある
ユキノシタ
ユキノシタには、タンニンが豊富に含まれており、消炎を鎮める働きがあります。
そのほかにも、解毒作用もあるといわれています。
ユキノシタは、民間療法として昔から、はれものやおでき、中耳炎、痔、などに用いられてきました。
生葉を使う
生葉をアルミ箔にくるみ、火であぶってから、手でもんで患部にはると効果があります。
この方法は、やけどの治療にも使われます。
黒焼きにして使う
生葉をアルミ箔にくるみ、灰状になるまで焼きます。
灰状の粉を、ご飯と練り合わせて、患部にはります。
乾いてきたら新しいものに取り替えを。
消炎、解毒に優れた
ツワブキ
ツワブキは、フキによく似ていますが、葉はフキよりも肉厚で深緑の光沢があります。
この葉には、ユキノシタと同様に消炎、解毒作用があります。
使用方法も、ユキノシタと同じです。
以上が「おできには野草が効く」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。