ドバイ=渡辺淳基
2017年6月9日21時35分
カタールと断交したサウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンの4カ国は8日、カタール人やエジプト人の59人と12組織をテロリストに指定すると発表した。多くがカタール政府と関係しているとして、「テロとの戦いを宣言しながら、テロ組織を支援している」と同政府を批判した。
これに対し、カタール政府は「事実に基づかない主張だ」と反発した。衛星テレビ局アルジャジーラが伝えた。
対象には、各国がテロ組織とする一方、カタールが支援、保護してきたとされるイスラム組織「ムスリム同胞団」の関係者が含まれるとみられる。エジプト出身の宗教指導者カラダウィ師も含まれた。
一方、サウジの国営通信などによると、インド洋の小国コモロもカタールとの国交断絶を表明。断交したのは計8カ国となった。(ドバイ=渡辺淳基)
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朝日新聞国際報道部