小出恵介出演映画「愚行録」上映中止 代替上映作決まらず困惑の劇場も
1枚拡大
17歳女子高生との飲酒、淫行を認め、無期限活動停止となった俳優・小出恵介(33)が出演した映画「愚行録」の上映が中止になったことが9日、分かった。いまだに(9日午後5時半時点)では代替作が決まらない劇場があるなど、劇場側は対応に追われている。
今年2月18日に全国公開された映画は、6月から2劇場で上映が予定されていた。山形県のフォーラム東根は6月17~30日まで予定していたが、8日に公式サイトで「『愚行録』の上映ですが、諸事情により中止させていただくことになりました」とアナウンスしていた。同劇場はデイリースポーツの取材に、「配給より報告がありました。この週は6作品の上映予定でしたが、(ほかの)5作品の時間を増やして上映します」と説明した。
東京・飯田橋のギンレイホールは、6月24日~7月7日まで上映予定だった。ホームページで「『愚行録』は諸事情により上映中止となりました」と報告。代わりに上映する作品を決める必要があるというが、同劇場は「すぐには決まりません」と対応に追われている。
映画は俳優・妻夫木聡(36)主演のミステリー。小出は一家惨殺事件で殺害された夫・田向浩樹を演じた。