2017.01.20
スマホゲームユーザーが遊んでいるゲームアプリの数は平均3.4個
こんにちはサキです。
毎月、たくさんのゲームアプリがリリースされていますね。
インターネット上で数えてみたところ、今冬に配信予定のアプリは40タイトル近くもありました。
一方で、ゲームアプリのセールスランキングを見ると、上位のラインナップは「パズドラ」「モンスト」「白猫」「ツムツム」など常連タイトルが多く、あまり入れ替わらない印象です。
ユーザーは新しいゲームアプリを頻繁にはダウンロードせず、同じものを継続して利用しているのでしょうか。ゲームスタイル研究所で以前行ったユーザーインタビューでは、以下のように新しいアプリのダウンロードに対して慎重な発言も見られました。
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ゲームをいっぱい入れても結局手付かずになってしまうからできても3、4個ぐらいかな。(男性/高校生 18歳)
そんなに沢山時間がある訳じゃないし、今自分がやっているゲームもあるから何個も手を出さない。日々新しいゲームは入れない。(男性/大学生 22歳)
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では、実際にスマホゲームユーザーはゲームアプリを何個くらい遊んでいるのでしょうか。今回は2016年6月の調査からデータをご紹介したいと思います。
スマホゲームユーザーが遊んでいるゲームアプリは平均3.4個
スマホゲームユーザー(週1回以上利用)が利用しているゲームアプリの数は平均3.4個となりました。年代別にみると、10代が平均4.2個と一番多く、次いで20代が3.8個となります。
スマホゲームユーザーが1か月にダウンロードするアプリは平均2.4個
以下はスマホゲームユーザー(週1回以上利用)に、あなたはここ1ヶ月の間にお持ちのゲームに限らずスマートフォンに何個アプリをダウンロードしましたか、と質問した回答結果になります。
平均ダウンロード数は2.4個となりました。
ゲームに限らない全ジャンルのアプリで1か月に2.4個ということは、ゲームアプリに限ってのダウンロード数はもっと少ないはずです。毎月たくさんのゲームアプリがリリースされていることを考えると、この2.4個という数は少ないのではないでしょうか。ユーザーは頻繁にアプリの入れ替えを行ってはいないのでしょうか。
今遊んでいるゲームアプリを半年以上継続しているユーザーが57.6% 入れ替えには慎重?
こちらは2015年9月の別調査のデータとなりますが、今最も遊んでいるゲームアプリを遊び始めてどのくらい経つか聴取したところ、1年以上2年未満と回答した割合が最も高く21.6%、次いで半年以上1年未満が20.9%、2年以上が15.1%となり、合わせると半年以上継続しているユーザーは57.6%にもなります。
冒頭の発言にもあったように、ユーザーは長期的に遊んでいるゲームアプリがすでにあり、新しいアプリのダウンロードには慎重な傾向がありそうです。ただ、10代に関しては利用しているゲームアプリ数、アプリのダウンロード個数共に多く、他の年代よりも新しいアプリも積極的に入れてもらえるかもしれませんね。
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#01 スマホゲームユーザーの1日辺りのスマホゲーム平均接触回数は4.6回