新宅あゆみ、新田哲史
2017年6月8日21時22分
ゲームキャラクター「マリオ」を使った世界で初めてのアトラクションが、大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に2020年にできる。海外でも有名なキャラクターを持つ任天堂とのコラボで、外国人旅行者の集客に力を入れる。
8日にあった「SUPER NINTENDO WORLD」の着工式でUSJなどが「マリオカート」の乗り物アトラクションをつくると発表した。マリオカートは、キャラクターがカートに乗って障害物をよけながら競走するレースゲームシリーズ。スーパーファミコンやWii(ウィー)、スイッチなどで遊ぶことができる。詳細は明らかにしなかったが、乗り物に乗って、ゲームを再現する内容になりそうだ。
テーマパークを運営する米ユニバーサル・パークス&リゾーツ(UPR)と任天堂が15年に提携し、共同開発を進めている。任天堂の宮本茂代表取締役は「ゲームの世界がそのまま実際の物になっていく。僕らも完成を楽しみにしている」と語った。
投資額は600億円超で、昨年12月の発表当時(500億円超)よりもふくらんだ。14年に開業した映画「ハリー・ポッター」エリアの450億円も上回り、エリアへの追加投資としては、開業以降で最大になる。
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