今週は軽井沢で仕事してます。
昨日軽井沢駅に着いたのですが、あいにくの雨で、長袖シャツ1枚では寒いくらいの気温でした。
軽井沢で見つけたもの 1つ目
軽井沢駅の中に、立ち食い蕎麦屋がありました。
鈴木弘毅氏の書いた『駅そば読本』によると、駅そばは明治30年代に軽井沢駅で始まったとされています。
当時、機関車の交換作業を行うため、横川駅と軽井沢駅で長時間停車する必要がありました。
その理由は、碓氷峠の急勾配を普通の機関車で引き上げることが困難だったため、機関車の歯車が鋸歯状のレールの上を回って列車を引き上げる、アプト方式という方法が取られていたためです。
この待ち時間に目を付けた人が、駅そばという商売を始めたとされています。
ただ、駅そばの起源について調べてみると、北海道の長万部駅や森駅が発祥の地だとする説もあるようです。
現在軽井沢駅にある駅そば屋は、峠の釜めしで有名な「おぎのや」でした。
軽井沢駅におぎのやが開業したのはまだ新しく、1980年だそうです。
軽井沢で見つけたもの 2つ目
観光シーズンに入る前の平日という事もあり、駅には人がまばらでした。
駅の南口から続く階段を下りていると、分厚い財布が落ちているのを見つけました。
さてどうしたものかと駅員に相談したら、北口に交番があることを教えてくれました。
早速持って行くと、「拾得物件預り書」を書かなければならないので、時間をくださいとのこと。
現金や免許証、クレジットカード、ポイントカードなどを1つずつ確認しながら、書類が作成されていきました。
「遺失者に指名等を告知しますか?」
という欄がありましたが、「いいえ」を選び、
「拾得者としての権利」
という欄は、「一切の権利を放棄します」を選択。
書類作成の手続きに20分くらいかかったので、その間に落とし主が現れるのではないかとも思ったのですが、誰も来ませんでした。
落し物の内容が内容だけに、すぐに落とし主は現れたと思います。
軽井沢で見つけたもの 3つ目
仕事先に向かう途中に、旧三笠ホテルの前を通りました。
1905年(明治38年)に竣工した、日本人の設計による純西洋風の建物です。
現在は国の重要文化財に指定されていて、ホテルとしては使用されていませんが、当時は文化人や財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれていた建物です。
軽井沢で見つけたいもの
週末まで軽井沢で仕事の予定ですが、ゆっくり観光している時間はなさそうです。
今度家族で軽井沢へ旅行できたらいいな、と思っているので、地元の人におすすめ観光スポットや時期を教えてもらおうと思ってます。
以上、単なるメモでした。