本日から来週の月曜日までの間、Amazon Kindle ストアで販売している自分の電子書籍「五厘クラブ」の無料ダウンロードキャンペーンを行います。
この作品は、自分にとって特別なもので、強い思い入れがあります。
幾つかアイデアはあったのですが、一番初めに出すものは、これだと決めていました。
大袈裟ではなく、自分の人生を救ってくれた「五厘クラブ」と名のついたグループの物語。
この作品で表現したかった思いは、心を込めて表すことが出来ました。
是非、皆様に読んで頂きたいです。
以下に作品の内容と、Amazon や、ブログ内で頂いたコメントを紹介したいと思います。
作品内容:
「五厘クラブがこの世に存在していた証に、生前葬をする」
リーダーの提案で、クラブ発足二十周年の会合で行われることになった生前葬に参加するため、オレはカナダから日本に戻る飛行機の中にいた。
同じ団地に住む四人組、通称「オリジナルフォー」から始まった五厘クラブ。ファミコン、ひょうきん族、ゴムボール野球で作られていた日常の黄金比が、メンバーの一人であるイシハラの引っ越しをきっかけにして崩れ始める。
フランスパンを自転車の前カゴに突き立て、疾走していったイシハラの母親。
漫画のように、ケイゴの口から吹き出された豚キムチラーメン。
調理室裏でツヨシを囲んだ誉め殺し大名ゲーム。
そして、姉の存在から広がった影。
葬儀で担当することになり作成した五厘クラブの年表を通して、オレはその一つ一つの記憶と向き合うことになる。
コメント:
「登場人物のキャラクターがそれぞれはっきりしていて、会話のテンポも良く面白かったです。フランスパンが登場するシーンや、調理室裏の場面、車に刻むメッセージなど思わず吹き出しました。部活の顧問へのお礼参りや、不良グループへ立ち向かう時のリーダー達との結束などストーリー展開の暗い場面でさえ、ただ重苦しいだけでは終わらずに友情の熱さがうまく表現されていたと思います。こんな友達がいたら自分の学生時代も楽しかっただろうなと思いました」
「物語の流れがテンポが良く進み、幼い頃から大人になるまでのエピソードや心の葛藤が、その年代に応じて上手く表現されていました。
友情がテーマだけど、恋愛や家族でしか理解できない負い目のような感情も描かれていて、とても興味深かったです。
キャラクターの個性も魅力的で、会話や情景描写にユーモアがあって笑えました。
きっと好きになるキャラクターがいます!
10~30代後半の方にお勧めかな。。。」
「「五厘クラブ」拝読しました。思春期から大人へ成長する過程が力強く、時にユーモラスに書かれていました。 少し前までの背徳(不倫やら、詐欺やら)だらけの小説とは違い、人の内面と社会的問題をテーマにしながらも清々しい読後感でした」
「ただの青春ものではなく
人とのつながりをとても感じられた作品でした。
自分が関わってきた人を大切にしたいな…と
改めておもいました。
また、違う作品も読んでみたいです」
このブログで何度か書いているのですが、人に読まれてこそ、作品は呼吸ができると自分は思っております。
この無料期間中にダウンロードをしてもらい、皆様に読んで頂けたら心から嬉しいです。
そして、もしよろしければ、読んでくださった感想を教えて頂けると大変ありがたいです。
宜しくお願い致します。
Amazon Kindle 「五厘クラブ」リンク:
https://www.amazon.co.jp/dp/B01LB7NQ0G