そうすると、何となく最近のアニメというのは主人公が権力側にいるのではないかと感じてしまう。
つまり、今の若者の物事の考え方というのが反映されていそうだ。
内容的に反権力な作品を作るというのは難しいというのもあるのかもしれない。
とりあえず、作り手は戦中のように国家による検閲があるわけでもなく、統制経済下でフィルムを入手するために忖度する必要もないのは確かだ。
自発的に権力に服従してしまっては将来的にも良くない気がしてならない。
レポートを書き終えて、就職活動云々が来年に迫っていることを深く考える。
慶応に行った顔のかわいい高校の時の同級生は楽して会社に入るのだろうとか思ってしまう。
権力のペットとして楽しく生きてゆける羨ましさが込み上げてくる。
自分は良くなるか分からない容姿をマシにするために美容整形外科のHPを見る。
そして、深いニキビ跡やらを見てどうにもならないのだろうぼやくのだ。