官房長官 前川前次官辞任の経緯の説明に誤りはない
菅官房長官は午前の記者会見で、文部科学省の天下り問題を受けて前川前事務次官が辞任した経緯をめぐり、杉田官房副長官から前川氏が事務次官を続けたいという意向を示していると報告を受けたとしたうえで、みずからの従来の説明に誤りはないと強調しました。
菅官房長官は先に、文部科学省の天下り問題を受けて前川前事務次官が辞任した経緯をめぐり、「当初は責任者としてみずから辞める意向を示さず、地位にしがみついていた」などと述べましたが、前川氏は、「辞任を決意したのは、だいぶ前だ」などと反論しています。
これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「1月上旬に、文部科学省から定年延長の打診があったのは事実だ。その後、前川氏本人から杉田官房副長官に対し、『せめて3月まで事務次官を続けさせてほしい』という話があった」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「前さばきを杉田官房副長官や内閣人事局で行っており、そういう中で私に報告があった」と述べ、みずからの説明に誤りはないと強調しました。
一方、菅官房長官は、国家戦略特区での大学の獣医学部の新設をめぐり、内閣府と文部科学省とのやり取りを記したとされる文書について、記者団が「安倍総理大臣や菅官房長官が再調査しないと判断したのではないか」と質問したのに対し、「ありえない。それぞれの役所で判断をするということに尽きる」と述べました。
これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「1月上旬に、文部科学省から定年延長の打診があったのは事実だ。その後、前川氏本人から杉田官房副長官に対し、『せめて3月まで事務次官を続けさせてほしい』という話があった」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「前さばきを杉田官房副長官や内閣人事局で行っており、そういう中で私に報告があった」と述べ、みずからの説明に誤りはないと強調しました。
一方、菅官房長官は、国家戦略特区での大学の獣医学部の新設をめぐり、内閣府と文部科学省とのやり取りを記したとされる文書について、記者団が「安倍総理大臣や菅官房長官が再調査しないと判断したのではないか」と質問したのに対し、「ありえない。それぞれの役所で判断をするということに尽きる」と述べました。