タバコの受動喫煙の話。

改めでだが、私はそもそもタバコを吸わない。
が、そんな私でも違和感を覚えているのが最近の嫌煙活動だ、という話を少し前にコラムで書いた。

多分なのだが、恐らく丁寧な「科学的な」説明をちゃんとしてあげれば、喫煙者もきっと理解するのではないかと思う。
多分なのだが、今の嫌煙家の皆さんって、宗教状態に入ってるからなんだか意見を聞くのがバカバカしくなっているのではないかと。

大前提だが「ガンは何か?」が分かっていない。
何なのかが分かっていないので「どうしてガンになるのか?」なんて全然科学的にわかっていない。

これは大前提だ。

で、何がガンで何でガンになるのかもわかっていないのに、タバコ大嫌い軍団はいう訳だ。
「タバコでガンになるんです(断言)」
「タバコの煙だけでもガンになるんです(断言)」

いや、でもさぁ…と。
タバコを吸う人たちが反論する。

「昔ってさぁ…日本人男性の80%がタバコ吸ってたけれど…肺ガンって全然少なかったじゃん?むしろ、今の方がはるかに肺ガン患者、多いじゃん?」

そりゃ言うわね。
私がタバコ吸ってりゃそう反論する。

すると、とにかくタバコが大嫌いでタバコを攻めたいだけの人たちはこう言う訳だ。私のコラムにも何件もコメントが来ていたのだけれど…

「タバコと肺ガンにはタイムラグがあるんです!」
「30年のタイムラグがあり、30年後に肺ガンになる時限爆弾なんですぅぅぅぅぅ!(断言)」

何がガンか分かってもおらず、
なんでガンになるのかも分かっておらず、
どうやってガンが広がるかも何の解明もされていないのに、
タバコの煙を吸ってから30年後に時限爆弾が破裂し肺ガンになるそうだ。



もはや宗教
そういうこと言うから喫煙者の人たちが納得できないんだってば。
我々タバコを吸わない人間が見てても「おいおい」って言いたくなるんだってばよ。

ガンって、ストレス細胞じゃないの?という説があるらしい。
所詮は想像の話だけれど、ガンの経路が科学的に解明できないのは、科学で測れない「なんとなくストレス」というのが原因では?という説があるとのこと。

確かに。

そう言われると、タバコを有名俳優が吸いまくっていて、タバコ=クールだった昔は肺ガンが少なく、徹底的にタバコが悪者扱いされている現代に多いのは分かる気もする。
って言うか、もし本当にガンが「ストレス細胞」なんだったら、ひょっとしてガン患者を増やしてる最大の原因って…タバコバッシングをしているテレビ報道か?文句しか言わないし不安しか煽らないしなぁ…。
ま、所詮これも想像。
でも、そう言ったいろんな可能性があるのに、とにかく断言して
「年間1万5000人が死んでるんですぅぅぅぅぅぅ」
とか言うから気持ち悪い。

「いや、クサいしどっか行けよ」

と正直に言えばいいのに。
だって、私らタバコ吸わない人間にとって、みんなが思ってる感情ってどうせそうじゃない?
煙を吸ってるんだから健康に悪いことくらい誰だって分かるし、誇張せずに言えばいいのだと思う。それの方がずっと納得できるのになぁ。