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歯ブラシを濡らしてはダメ!?してしまいがちな歯磨きの間違った常識とは?

間違った歯磨きの常識

毎日何気なく磨いている歯。歯磨きのタイミングや歯ブラシの使い方など、その磨き方で本当に歯を大事にできているのでしょうか?実は最近の研究で新しい注意点が判明し、歯科医が指摘しています。

そこで、カラダへの影響も大きい歯磨きの間違った常識をご紹介します。

間違った歯磨きのリスクとは

歯磨きを怠って歯肉炎や歯周病になってしまうと、病原菌が腫れた歯肉から血管内に侵入します。そうすると血管内に脂肪の塊ができ、血液の巡りが悪くなります。

また、口の中が汚いとアセトアルデヒドという発がん性物質である細菌が発生します。アセトアルデヒドが飲み込まれるとき、食道を刺激して食道がんの原因となってしまうのです。

このように、歯磨きの仕方が間違っているとカラダへのリスクが大変大きくなります。それでは、一体どのような歯磨きがNGなのでしょうか。

1.食後すぐに歯を磨く

食事をした後の口の中は酸性になっています。口の中が酸性のままだと歯がやわらかくなっているので、その状態で歯磨きをしてしまうと、歯を削ってしまう事になるのです。

食事後30分~1時間くらい経ってからの、歯磨きであれば大丈夫です。それだけの時間を置くと、食後酸性状態だった口の中が唾液によって中和されます。

2.歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉をつける

歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉をつけてはいけない
出典:pixabay.com

歯ブラシを濡らしてから歯磨きをすると、ハミガキ粉がすぐに泡立つので、短時間で磨いた気分になってしまい、実際には汚れや細菌が落ちていない場合があります。

効果的に歯を磨くには、乾いた歯ブラシにハミガキ粉をつけて磨くのが正解です。

3.かたい歯ブラシをつかう

かたい歯ブラシを使ってはいけない
出典:pixabay.com

歯ブラシの毛先は、細くて柔らかいもののほうが歯と歯の間や歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)などの隙間に入りやすく、磨き残しが少なくなります。

固い歯ブラシで磨くと歯が削れてしまったり、歯茎が下がる原因にもなってしまうのです。

使ってはいけない歯ブラシの詳細は山切りカットは使ってはいけない!?歯科医がおすすめしない歯ブラシの3つの特徴でご紹介しています。

4.ゴシゴシと力強く磨く

歯を美しく保つことを意識して、強くしっかりとブラッシングする方が多いようですが、力を入れて過剰にゴシゴシ磨くと、歯のエナメル質を傷つけてしまうリスクが高くなります。

柔らかめの歯ブラシでやさしくクリーニングする気持ちで磨きましょう。

5.歯磨きのあと、しっかりと口をゆすぐ

歯磨きのあと口をゆすぎすぎてはダメ
出典:photock.jp

歯磨きの後に口をしっかりゆすいで洗い流してしまうと、歯磨き剤に含まれるフッ素などの有効成分も洗い流してしまいます。

うがいをする際は10cc程度の水で大丈夫です。余計な水を使うと、せっかくキレイに磨いても、ハミガキ粉の効果が弱まってしまうのです。

以上、歯ブラシを濡らしてはダメ!?してしまいがちな歯磨きの間違った常識とは?…でした。

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