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鳥インフル沈静で全面開園 アルプス公園・小鳥と小動物の森

観覧できるようになった「バードホール」で羽を広げるクジャクなど=松本市蟻ケ崎のアルプス公園で

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 鳥インフルエンザ対策で、昨年十二月から一部閉鎖していた松本市蟻ケ崎のアルプス公園にある「小鳥と小動物の森」が十八日、全面開園した。

 小鳥と小動物の森では、猛きん類や水鳥、クジャク、インコなど三十一種の鳥類計約百四十羽を飼育している。環境省が昨年十一月、鳥インフルエンザの対応レベルを3に引き上げたのを受け、同年十二月から鳥舎部分を立ち入り禁止にしていた。

 全面開園は、今月十二日に環境省が対応レベルを1(通常時)に引き下げたのを受けた措置。市公園緑地課の牧垣孝一課長(55)は「一羽も感染せず、ほっとしている」と話した。

 観覧できるようになった「バードホール」などを家族四人で訪れた同市入山辺の柳沢千明さん(33)は、この日からの全面開園は知らなかったといい「良いタイミングでした」と喜び、動物好きという長男莉王(りお)ちゃん(2つ)もクジャクなどに見入っていた。 

 (川添智史)

 

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