(cache) 大本信徒連合会　東海本苑にて ( 宗教 ) - 遥かなる潮流 (霊界物語の真髄ブログ)

　今日は大本信徒連合会の東海本苑へ行ってきた。愛知県稲沢市にある。辺りは田畑と集落が密集し長閑な風景が広がっている。西に行くとJR稲沢駅があり、北には高速の一宮ICがある。また、この近くには国府宮神社がある。私は前日、仕事が終わってからすぐに車で高速に乗り愛知県へ向かい、名古屋に到着して後、予約していたホテルに一泊した。

　翌朝、6時に起床して午前8時に真清田神社に到着。祭神の天火明命に拝礼しその後、国府宮神社へ参拝した。少し国府宮神社で過ごした後に東海本苑に赴いたのだった。

　大本信徒連合会の六代出口春日が2013年12月の冬至、東谷山尾張戸神社において宮司に無断で祭典を斎行。その際の画像を出口春日は宮司に無断で自己のFacebookにアップしたのである。まして、参加者には陰陽道を自称する安倍秋成、大麻所持で逮捕された加藤高宏、また、問題の日月神示研究家、黒川柚月もおりあまりにも異様な面々が参加している以上、今回の無断祭典はそれなりに説明を要するものであった。これは今、現在においても尾張戸神社サイドに謝罪の申し入れはされていない。すでに無断祭典から3年は経過しているから春日には元から謝罪する気などないのである。

　これが宗教家六代出口春日の素行である。モラルも何もあったものではない。

　私が東海本苑へ訪れたのはこういった事実関係があったことを末端信徒がどこまで知っているのかを確認するためだった。

　末端の信徒がこの件に関してはまるで無関心とは聞いていたが実態を把握するためには現地に行くしかないのである。

　で、実際、彼らに会って話を聞いてみた。すると驚いた。ほとんどこういった事実関係を知らないのである。知らないのなら行動に移すはずがない。安倍秋成の素性もラジニーシ派の胡散臭さも全く知らないのだ。ネット環境にないご家庭という方もいらっしゃるから仕方ないかもしれないが、それでもアンテナが低い。これには参った。

　春日の無断祭典や安倍秋成の詐欺に対しては一人の老信徒が熱心に聞いてくれた。そして、春日の素行の悪さに対して大いに激昂した。その大きな声に周囲は困惑していたが…。しかし、彼にとっては驚愕的事実だったのである。

　奥平という信徒は至って冷静ではあるが愛善荘と話し合った後でどうするか決めるという表現に止まった。ま、余計なことは言うまいということなのだろうが。実際、その対応に反省心や自責の念など微塵も感じなかった。極めて事務的である。

　かつて、大本は尾張戸神社と合同で祭祀しようという試みがあってそれは斎行されたのだが、当時の大本信徒が尾張戸神社サイドに対して無断で神饌物を横領したという事件が発生し、神社側はこれに激怒。それ以来、大本は尾張戸神社には正式参拝できないようになっている。こういうことがある以上、春日の無断祭典は二度目の不祥事なのである。にも関わらず、東海本苑は2013年冬至以来、尾張戸神社の宮司に何も謝罪ないまま参拝を繰り返してきたわけである。こんなやり方では筋が通らない。

　これを指摘すると次に参拝する時期までに宮司に謝罪すると明言した。さて、本気かどうか【みもの】だ。

　さらに驚いたのが、この件に関してほとんどの信徒が関心を示さなかったのである。直会の際はずっと大本と関係のない話をしていただけだ。詳細を聞いてくることもしない。これにはさすがに驚いた。自己の宗教に関心があってきているのではなく単に喫茶店感覚の延長で東海本苑が使われているに過ぎないことがよくわかる。彼らにとって祭典とは単に集まるだけの場所に過ぎないのだ。

　特に驚くべきはこの東海本苑の責任者である高野氏だ。この人物、どうもこのブログの記事のことは知っているようで最初に電話した際、春日の素行については証拠写真とともに事実関係を説明すると話してもその話は聞きたくないと拒否したのである。あの五代直子と同じだ。彼は東海本苑に住み込みで奉仕する信徒であり責任者である以上、尾張戸神社での無断祭典については把握していて当然なのだが、それでも只管、聴きたくないの一点張りだった。尾張戸神社の役員が神社を開放したとしても神社内で祭典を斎行する際は宮司の許可は必要かについては必ず必要と回答しているので、春日の非は自覚しているのである。しかし、彼は連合会の職員になっているわけだから上の関係にある春日に対して楯突くことはできない。この間で板挟みになるのが怖いのだろう。自己の責任の比重があまりにも大きくなりすぎて限界を超えるだろうことは目に見えているから逃げたというわけである。

　しかし、どういう理由があろうと逃避する人間に信仰などない。

　高野氏のこのような責任逃避の行動については五代直子と尾張戸神社の宮司に全て報告すると言うとそれは構わないと言い、さらに私の話を聞きたくない、証拠写真も見ないというのは自己の立場が危うくなるからであって都合が悪いということをはっきり明言したのである。

　これは信仰とかそんなものではない。あくまでも利己的な問題であって自己の都合こそが基準なのだ。

　今後の東海本苑の動向に期待するものとしたい。あまり良い首尾ではないことは容易に察することができるが。